第67話
木嶋は、メールを見たのだ。
はるかからだった。
「今日は、クラブ『H』に来て戴きありがとうございました。木嶋さんが、来るなんて思いもしませんでした。また、会社の人たちを連れてきてくれたことに感謝をしています。」木嶋に嬉しいメールを送った。
木嶋は、
「ありがとうございます。機会がありましたら、会社の先輩や同僚を連れていきます。」はるかにメールしたのだ。
はるかは、
「木嶋さん、また、連絡をします。」木嶋にメールを送信したのだ。
木嶋は、その日、興奮していて、寝付くのに時間がかかった。
いつもなら、風呂に入って、寝床にある本などを見ながら寝るのだ。
この日も、風呂に入って本を読んでいたが寝れず、深夜になって寝たのだ。
木嶋は、次の日、麻美さんに電話したのだ。
「プルッ、プルー、プルー」呼び出し音が鳴り響いている。
麻美が電話に出た。
「もしも〜し、麻美ですが…木嶋君、お元気でしたか?」
木嶋は、
「元気ですよ。」麻美に答えた。
麻美は、
「まだ、はるかさんと遊んでいるの?」木嶋に問いかけた。
「まだ、遊んでいますよ。昨日、はるかさんのクラブ『H』に富高さんと会社の先輩と3人で飲みに行きました。」木嶋は、麻美に話したのだ。
麻美は、
「はるかさん、まだクラブ『H』に働いているのですか?辞めたなら私の店に来てもらいたいと考えていたのですが…」木嶋に伝えたのだ。
木嶋は、
「麻美さん自身、はるかさんのことを良く思っていないじゃないですか!」麻美に反論したのだ。
麻美は、
「個人的には、好きになれないですが、お店的に言わせてくれれば可愛いから引っ張りたいのよね。」木嶋に伝えたのだった。
木嶋は、
「麻美さんが、話している通り、はるかさんは可愛いですよ。」麻美に誇らしげに話したのだ。
麻美は、
「木嶋君が、はるかさんの携帯番号やアドレスを教えてくれれば、直接、話しをしたいと思いますが…教えてくれるかな?」
木嶋は、
「本人の許可なく、携帯番号やアドレスを教えることは出来ません!教えたら自分が怒られてしまいます。」麻美に伝えたのだ。
麻美は、
「分かりました。いつか【私が、自分の店を持つときにはるかさんと一緒に働きたい。】と伝えて下さい。」木嶋に話したのだ。
木嶋は、
「了解しました。はるかさんに伝えておきます。麻美さんの店には、自分たちの仕事の最終日に、富高さんと行くので、それまで日にちがありますが待っていて下さい。」麻美に話し、電話を切ったのだ。
木嶋は、翌週、会社に出勤した日に、昼休み時間に、小室さんと富高さんの元に歩いて行った。
木嶋は、
「先日は、ありがとうございました。また、機会があれば一緒に行きましょう。」小室さんに伝えたのだ。
小室さんは、
「この間は、ありがとう。また行こうな!」木嶋に話したのだ。
木嶋は、
「また、行きましょう!」小室さんに伝え、その場を離れたのだ。
木嶋は、富高さんのいる場所に歩いて行った。
木嶋は、
「富高さん、先日は、ありがとうございました。はるかさん、喜んでいたよ。」富高さんに話したのだ。
富高さんは、
「本当?喜んでくれたなら行って良かったね!また、行こうよ!」木嶋に問いかけた。
木嶋は、
「そうだね。また、行こうね!」富高さんに伝えたのだった。