第664話
母親が、
「何か…温かい飲み物が飲みたいね!」木嶋に伝えた。
木嶋は、
「そうだね。《地元のデパート》を出てから、何も飲んでいないよね。お父さんも、温かい飲み物でも…飲む?」父親に尋ねていた。
父親は、
「うん、飲みたいね!」木嶋に告げた。
木嶋は、
「何が…いいの?」父親に問いかけていた。
父親は、
「お茶でいいよ!」木嶋に答えていた。
木嶋は、
「お茶でいいのね!お母さんは…?」母親に尋ねた。
母親は、
「お母さんも、温かいお茶でいいよ!」木嶋に話したのだ。
「お父さん、お母さんも…温かいお茶ね。このフロアに、自動販売機があるから、今…買ってくるね!」母親に告げ、車から降りたのであった。
木嶋は、父親と…母親の《温かいお茶》を2本、自分の《温かいコーヒー》を購入して、車に戻った。
すると、母親の携帯が…
「プルッ、プルッ」と振動した。
母親が電話に出た。
「もしもし…」お姉ちゃんに答えていた。
お姉ちゃんは、
「私、今…《インフォメーション》で尋ねたら、《レンタル車椅子》があるみたいだよ。」母親に話していた。
母親は、
「《レンタル料金は、掛かるのかな?》」お姉ちゃんに聞いていた。
お姉ちゃんは、
「無料だよ。車は、空いている《スペース》に停められたの?」
「車は、空いている《スペース》に停めて、みんなで…飲み物を飲んでいるよ!」母親は、お姉ちゃんに告げた。
お姉ちゃんは、
「それなら、車から出て来れるね!弟に代わって…」木嶋へ代わるように、母親に伝えた。
母親は、
「お姉ちゃんが、代わってくれって…」電話を、木嶋に預けたのである。
木嶋は、
「何…?」お姉ちゃんに聞いていた。
お姉ちゃんは、
「お父さんと、お母さんを連れて…《2Fの出発ロビー》前の《インフォメーション》まで、来てくれる?」木嶋に尋ねた。
木嶋は、
「《2Fの出発ロビー》前の《インフォメーション》ね!迷子に、なったら、電話をするよ。」お姉ちゃんに話していた。
お姉ちゃんは、
「あとを、よろしく!」木嶋に伝え、電話を切ったのである。
父親は、
「お姉ちゃん…何だって?」木嶋に問いかけていた。
木嶋は、
「《2Fの出発ロビー》前の《インフォメーション》まで来るように…。そこで、《レンタル》するみたいだよ。」父親に答えていた。
父親は、
「じゃあ…お姉ちゃんのところに行くかね!」木嶋に告げた。
木嶋は、
「そうだね!早く、いかないと…お姉ちゃんも、気が短いからね。」父親に答えていた。
父親は、
「分かった。車から降りましょう!」木嶋に話し、車のドアを開けた。
木嶋は、
「お母さん、お父さん…車から降りたよ。お母さんも、降りないと。」母親に告げた。
母親は、
「お茶を飲みながらは、歩けないから…。」そう言いながら、お茶を《飲み干し》、車から降りたのであった。
木嶋は、車のドアを…リモコンで、ロックした。
父親と…母親のペースで、歩き出した。
2人とも…持病(じびょうがある。
それを、お姉ちゃんも…理解をしているので、時間に幅を利かせている。
《2Fの出発ロビー》前の《インフォメーション》に到着。
お姉ちゃんが、来るのを待っていた。