表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
663/968

第663話

木嶋は、

「お母さん、もうすぐ…羽田空港の駐車場に入るよ!」母親に伝えた。

母親は、

「お父さんは、空港内くうこうないを移動するのに、車椅子くるまいすがあった方がいいんじゃないのかね?」木嶋に尋ねていた。

木嶋は、

「お父さん、空港内くうこうないを移動するのに、車椅子があった方がいいかな?」父親に聞いていた。

父親は、

「うん、車椅子が、貸してくれるなら、の方がいいね!」木嶋に答えていた。

お姉ちゃんは、

「駐車場に到着したら、私が…《インフォメーション》に出向いて、車椅子の《レンタル》出来るか?聞いて来ようか?」母親に問いかけていた。

母親は、

「お姉ちゃん、《インフォメーション》に行ってくれるの?」お姉ちゃんに答えていた。

お姉ちゃんは、

「お父さんの身体からだのことを…考えれば、車椅子があれば便利べんりだし、お母さんも、交代こうたいで利用することが出来るからね。車で…待機たいきしていてね。」母親に告げた。

父親は、

「お姉ちゃん、迷惑めいわくをかけて、ゴメンね!」お姉ちゃんにあたまを下げたのである。

普段は、父親と…お姉ちゃんは、家では、良く喧嘩けんかをしている。

なぜか…?そとに出掛けると、喧嘩をしなくなるのである。

木嶋は、

「どっちでもいいや!」半分はんぶん…投げやりな気持ちになってしまうのである。

羽田空港の駐車場ゲートで、駐車券ちゅうしゃけん発券はっけんを待っていた。

発券釦はっけんぼたんを押し、券を取り…ゲートをくぐった。

駐車場と、搭乗口とうじょうぐちまで行くには、3Fフロアに車をめないといけない。

いつも…3Fフロアは、混んでいるように感じていた。

木嶋は、

「お姉ちゃん、3Fフロアに…車を停めた方がいいよね?」お姉ちゃんに尋ねていた。

お姉ちゃんは、

「それが、一番ベストだね。」木嶋に話していた。

木嶋は、

「3Fフロアに行こう。」車を、3Fフロアへ走らせた。

やはり、連絡フロアであるため、どこの《駐車スペース》も、【満車まんしゃ】の《赤い表示》がされていた。

木嶋は、

「お姉ちゃん、ここで降りて…《インフォメーション》へ先に行ってていいよ。《駐車スペース》が見つかったら、車で待っているから、携帯に連絡して…」お姉ちゃんに伝えた。

お姉ちゃんは、

「了解しました。お父さんと、お母さんを頼んだよ!」車から降りて…《インフォメーション》に向かった。

母親は、

「なかなか…車を停める《スペース》がないね。」木嶋に答えていた。

木嶋は、

「お母さん、年末年始で…出掛けている人がいるんだね。仕方ないよね!」納得していた。

お父さんは、

「1つ…空いたみたいだぞ。」木嶋に問いかけていた。

木嶋は、すかさず…【空車くうしゃ】の《緑色みどりいろ》の表示を確認した。

急いで…そのエリアまで、車を走らせた。

バックで、車を停めた。

今は、冬なので…エンジンを切ってしまうと、暖房だんぼうが止まってしまう。

エンジンを掛けたまま…お姉ちゃんからの、連絡を待っていた。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ