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第65話

木嶋は、はるかのことが好きで、「ぞっこん」なのだ!

木嶋の左横にいた富高さんは、

「木嶋君、今度、はるかさんと何処かに遊びに行ってくればいいのに…。」木嶋に話したのだ!

木嶋は、

「何処かに遊びに行きたいね!と…いつも、はるかさんと話してはいるよ!実現するのは、いつの日になるのか分からないよ。はるかさんも忙しいみたい。」富高さんに伝えた。

富高さんは、

「はるかさん、木嶋君とは、一日、デートする時間はないのかな?」木嶋の右横にいた、はるかに尋ねたのだ。

はるかは、

「一日、予定を空けたいのですが…中々、都合がつかないのですよ。」富高さんに話したのだ。

木嶋は、

「はるかさん、仕方ないよね。まだ、若いし同級生たちと遊びたい年代。富高さんに、理解してほしいのは、あくまで、はるかさんと、今、現在、友達関係ですよ。」富高さんに話したのだ。

富高さんは、

「アッ、そうだったんだよね。木嶋君、何か変なことを言ったみたいで悪いね!はるかさんと交際していると思っていたんだ!木嶋とはるかに話していたのだ。

木嶋の左横にいた、くるみさんが、

「はるかさん、木嶋さんと交際しているのですか?」はるかに尋ねた。

はるかは、

「先ほども、富高さんが話した通りで、友達として付き合っていますよ。」くるみに言葉を返したのだ。

くるみは、

「クラブ『H』の女性が、お客さんとプライベートで会っていても大丈夫なのですか?」はるかに聞いていた。

はるかは、

「プライベートで会うのは禁止です。お客さんと会っているのが、クラブ『H』の関係者に見つかったら、クビになりますよ。」くるみに話したのだ。

くるみは、

「以前からお付き合いがあり、自分の男性友達でもダメなんですかね?」はるかに尋ねていた。

はるかは、

「その辺りは、難しい判断基準ですよね。万が一、クラブ『H』の関係者見つかったら、自分が、正直、話せばいいのではないでしょうか?」くるみに伝えたのだ。

はるかの左隣りにいた、木嶋が頷いていた。

木嶋は、

「くるみさん、今、はるかさんが答えを話していたよね。」くるみに話したのだった。

くるみは、

「分かりました。大変、勉強になりました。」木嶋とはるかに話したのだ。

くるみは、再び、富高さんと話し始めていたのだ。

はるかは、

「木嶋さん、富高さんにあとで話して下さいね。」木嶋に注意をしたのだ。

木嶋は、

「何を、富高さんに話せばいいの?」戸惑った表情を見せたのである。

はるかは、

「何を話せばいい?私たちがプライベートで会っていることを話すのはいいですが、クラブ『H』で話さないで下さいと伝えて下さい。私が、クビになったら木嶋さんに迷惑がかかりますからね。」木嶋に話したのだ。

木嶋は、

「分かりました。帰り道で、キツク話しますよ。」はるかに話したのだ。

小室さんが、木嶋の方に向かって、何かシグナルを出していた。

木嶋は、はるかの元から席を立ち、小室さんの席に歩いていく。

「小室さん、今のシグナルは何ですか…?」木嶋が、小室さんに尋ねたのだ。

小室さんは、

「木嶋、そろそろ帰るぞとシグナルを出したよ。」木嶋に伝えた。

木嶋は、

「もう、そんな時間ですか?」小室さんに話し、左腕にしていた腕時計で時間を確認した。

時刻は、午後11時になろうとしていたのだ。

木嶋は、富高さんの席に歩いていた。

「富高さん、終電もなくなりますので帰りましょうか?」富高さんに伝えたのだった。

富高さんは、

「そんな時間なの?もう少し楽しみたいが帰ろうか!」木嶋の意見に同意をしたのだった。

木嶋は、はるかに向かい×印を出した。

はるかは、木嶋からのシグナルに気がついた。

近くにいた男性店員を呼び、会計伝票を受けとった木嶋は、小室さんと富高さんに、金額の話しをした。

金額は、3等分にして、集めたお金を、はるかに預けたのだ。

はるかは、木嶋から預かったお金を店員さんに渡したのだった。

木嶋は、席を立ち、はるかから上着に袖を通し、リュックを背負った。

小室さん、富高さんも席を立った。

はるかたちは、店の外に出た。

「ありがとうございました。」鉄の階段を下りて行く木嶋たちに声をかけたのだ。

木嶋たちは、手を振りながら、はるかたちと別れ、横浜駅をあとにするのであった。

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