第624話
木嶋は、人の列に並んでいた。
「5人待ちか…そんなに待たないな!」一人で、ボヤいている。
かれんさんが、荷物を置き…木嶋の元に歩いてきた。
「私は、何を…オーダーしようかな?」
メニューボードを見つめ…木嶋に声を掛けていた。
木嶋は、
「紅茶系でも、オーダーしたらどうだろう?」かれんさんに問いかけていた
かれんさんは、
「そうですね~。先ほどの《カラオケボックス》で、《ホットティー》をオーダーしてしまったので、さすがに、《ホットティー》をオーダーするのは、勇気が…いります。《ホットのスターバックスラテ
》にしようかな?木嶋さんは…?」 木嶋に尋ねていた。
木嶋は、
「自分も、《ホットコーヒー》を、飲んだばかりなので、オーダーするなら…かれんさんと同じ《ホットのスターバックスラテ》にしようかと思います。」かれんさんに答えていた。
かれんさんは、
「木嶋さんは、私と同じ《ホットのスターバックスラテ》ですか!確かに、同じ《コーヒー》でも、【ミルク】が多く入っているので、身体には、優しいですね。」木嶋に話したのである。
人の列が、段々(だんだん)と、流れるようになってきた。
それは、カウンターを受けている…女性スタッフが、2人→3人に増えた。 どこの【コーヒーショップ】や、【ファーストフード】など…お客さんを待たせないために…効率的に、人を配置して、流れを良くすることがある。
「かれんさん、カウンターが増えたから…飲み物の他に…【クッキー】、【サンドイッチ】など…食べ物のオーダーしなくていいの?」木嶋は、かれんさんの身体を思いやっていた。
かれんさんは、
「木嶋さん、何か…食べますか?」木嶋に聞いていた。
木嶋は、
「そうだね!《ケーキ》でも…食べようかな?かれんさんも、食べる?」かれんさんに尋ねていた。
かれんさんは、
「それなら…木嶋さんと同じ《ケーキ》でいいですよ!」
「了解です!」木嶋は、かれんさんの左手を握りしめていた。
木嶋の順番になった。
「いらっしゃいませ。オーダーをどうぞ!」女性店員さんが、木嶋に問いかけていた。
木嶋は、
「え~と…《ホットのスターバックスラテ》でショートサイズで…2つ。それと、《ニューヨークチーズケーキ》を2つでお願いいたします。」女性店員さんに答えていた。
女性店員さんは、
「オーダーを繰り返します…《ホットのスターバックスラテ》のショートサイズ。《チーズケーキ》を、お二つずつ…以上で、よろしいでしょうか?」木嶋に聞いていた。
木嶋は、
「はい。それで、OKです。」女性店員さんに言葉を返していた。
女性店員さんは、
「会計は、1440円になります。」木嶋に告げた。
木嶋は、Gパンのポケットから財布を取り出し…1000円札を2枚、女性店員さんに渡した。
女性店員さんは、
「2000円お預かり致します。お返しは、560円になります。」木嶋に、お釣りを渡し…
続けて…
「右のランプ下で、お渡しいたします。」かれんさんと一緒に、ランプ下まで行った。
ランプ下で、《ホットのスターバックスラテ》と、《ニューヨークチーズケーキ》を受け取り、席に向かって行った。