第619話
かれんさんは、
「カラオケなんて…随分行っていないので、張り切ってもいいですか?」木嶋に問いかけていた。
木嶋は、
「張り切っていいよ。自分が歌える曲の中で、最新のレパートリーは…ないよ。」かれんさんに伝えた。
男性店員さんは、
「お待たせしました。こちらの番号のお部屋でございます。当店は、1(わん)ドリンクオーダー制及び全室が、【ノースモーキング】になっておりますので、ご協力をお願いいたします。」木嶋に告げた。
木嶋は、
「はい。分かりました。」男性店員さんに話し…
かれんさんを連れて…カードに記載されている部屋に向かった。
部屋に到着。
ドアを開けた。
「二人で歌うには、広すぎるよ。」かれんさんに答えていた。
かれんさんは、
「わぁ~こんなに広いところで歌うのは、随分久しぶりです。」木嶋に話していた。
陸上仲間と、カラオケボックスに行っていた頃…
ミラーボールが有って、タンバリンなどの楽器で盛り上がったときのことを思い出していた。
木嶋は、
「あのときは、《パーティルーム》だったかな!そのとき以来だ。」一人で呟いていた。
続けて…
「かれんさん、お先にどうぞ…」かれんさんを優しく【エスコート】した。
かれんさんは、
「ありがとうございます。」木嶋に話し、先にソファーに座った。
木嶋は、
「かれんさん、ここは、1ドリンクオーダー制になっているから、何か?飲み物を、オーダーしないと…」かれんさんに告げた。
かれんさんは、
「私…何にしようかな?木嶋さんは、何を飲みますか?」木嶋に聞いていた。
木嶋は、
「ホットコーヒーをオーダーするよ!かれんさんは…」
「木嶋さんがホットコーヒーなら、私は、ホットティーにします。」木嶋に答えていた。
木嶋は、近くにある…インターフォンでフロントに電話した。
「プルー、プルー…」呼び出している。
「こちら…フロントです。」女性店員さんが、電話に出た。
「ドリンクのオーダーをお願いします。」
「ドリンクのオーダーですね…どうぞ。」
「ホットコーヒーと、ホットティーを1つずつでお願いします。」木嶋は、女性店員さんに話したのである。
女性店員さんは、
「ホットコーヒーと、ホットティーを1つずつですね!畏まりました。他に、オーダーはありませんか?」木嶋に聞いていた。
木嶋は、
「今は、ドリンクのみでいいです。」女性店員さんに伝えた。
女性店員さんは、
ぐ「畏まりました。すぐにお持ちいたします。」木嶋に伝え、電話を切ったのである。
かれんさんは、
「何を歌おうかな?」悩みながら…【タッチパネル】を持ち、曲を選曲をしていた。
「時間は、たっぷりあるから…自分が歌いたい曲を選べばいいよ。」かれんさんに問いかけていた。
かれんさんは、
「そうですよね!たくさん、有りすぎて困っています。」笑顔で、木嶋に答えていた。
木嶋は、
「今、流行りの曲を聴きたいな?」かれんさんに、《リクエスト》した。
かれんさんは、
「木嶋さんが、そう言うなら…最新の曲を歌います。」木嶋に告げ、《タッチパネル》を操作したのであった。