第614話
「どうしようかな?自分に、【ゴルフ】の《才能》がないと思っているからね。」木嶋は、かれんさんに答えていた。
かれんさんは、
「私も、【ゴルフ】の《才能》があると思っていません。木嶋さん、一度…《チャレンジ》しては、どうですか?」木嶋に伝えた。
木嶋は、
「そうだね~。打ちっぱなしで、気分良く…《ドライバーショット》して見るのも、経験だしね。【パターゴルフ】なら、遊びに出かけたときに、やったことがあるよ。」かれんさんに告げた。
かれんさんは、
「私も、打ちっぱなしに行って見ようかな?この周囲にはあるのでしょうか…?」木嶋に聞いていた。
木嶋は、
「自分の勤務している会社周辺にありますよ。家に帰ったら…かれんさんに報告するよ。」かれんさんに話したのであった。
かれんさんは、
「お願いします。」木嶋に頭を下げていた。
木嶋は、かれんさんの左手を握りしめていた。
「これから…カラオケに行くんだったよね?」かれんさんに尋ねていた。
かれんさんは、
「そうです。これから…カラオケに行きますよ!」木嶋に告げた。
カラオケなんて…ここ数年来…行っていないな!
以前は…良く、陸上仲間や、会社の同僚たちと、カラオケに行っていた時期もある。
陸上仲間と別れてしまったのは、木嶋自身に問題があったのかも知れない。
それでも、20代の木嶋は、充実していた。
かれんさんは、
「木嶋さん…木嶋さん…」呼び掛けていた。
木嶋は、
「あっ…ゴメン、ゴメン。ボーッとしていたよ。」かれんさんに告げた。
かれんさんは、
「何を考えていたのですか?」
「最近…会社の同僚たちと、《カラオケ》に行っていないな!と…ね!」木嶋は、かれんさんに答えていた。
かれんさんは、
「どれくらい…《カラオケ》に行っていないのですか?」木嶋に尋ねた。
木嶋は、
「どれくらいかな…?3年ぐらいかな!」かれんさんに話していた。
かれんさんは、
「3年…ですか?私は、大学仲間と、たまに…《カラオケ》に行って、【ストレス発散】していますよ!」木嶋に答えていた。
木嶋は、
「どちらかと言えば…《カラオケ》より、《ゲームセンター》がいいな!チョット…待って!」良く考えていた。
「ゲームセンターと話していたような気がするけどね…な苦笑いをしながら、かれんさんに伝えた。
かれんさんは、
「あっ…ゴメンなさい。私、勘違いしていました。《ゲームセンター》でもいいですよ。木嶋さんが、好きな方を選択して下さい。」木嶋に一任した。
木嶋は、
「両方を行こうか?」かれんさんに告げた。
かれんさんは、
「両方ですか?時間がありますか?」不安な表情で、木嶋を見つめていた。
木嶋は、
「時間なら大丈夫。先に、《カラオケ》に行って…そのあとで、《ゲームセンター》に行くのは、どうかな?」かれんさんに提案した。
かれんさんは、
「どうしようかな?」
少し…思案していた。
「木嶋さんの提案に、賛成します。」木嶋に伝えた。
木嶋は、
「ありがとうございます。」かれんさんに答えていた。
かれんさんは、
「両方を、一度にこなすことは、面白そうです!私…頑張ります。」木嶋に決意を表明した。