表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
611/968

第611話

かれんさんは、

「いつも…木嶋さんが、私に、《サプライズ》をしているので、ついつい…この《スタイル》になってしまいました。」笑顔で、木嶋に答えていた。

木嶋は、

「かれんさんが言う通り…何度なんどか…《サプライズ》したよね。最初から、おどろかそうと考えていたわけではないよ。いい機会なので、その洋服で出かけて見ようか?」かれんさんに尋ねていた。

かれんさんは、

「木嶋さん次第しだいですよ!」にこやかな表情で話していた。

木嶋は…

「出かけるにしても、横浜には行かないよ!近場ちかばでいいよね!」かれんさんに尋ねていた。

「私も、横浜には…こだわりはありません。地元じもとでいいですよ。好かれんさんは、木嶋に伝えたのである。

木嶋は…好きな女性が、ミニスカートを履いていることに抵抗はない。

「かれんさん…《スタイル抜群ばつくん》なので、似合うよ。」かれんさんに告げた。

かれんさんは、顔を赤く染めていた。

窓を明け…そとの天気を見た。

「おっ…今日は、冬晴ふゆばれだよ。」木嶋は、かれんさんに話したのである。

かれんさんは、

「いくら近場とは言え…《ミニスカート》で出かけたら…痴漢ちかん遭遇そうぐうしますかね?」木嶋に問いかけていた。

木嶋は、

「うーん…何とも言えないね!もし、遭遇したら、自分が…犯人はんにんを追いかけますよ!」たのもしい言葉を、かれんさんに返していた。

かれんさんは、

「木嶋さんが、そこまで言うなら…この上に、《黒のロングコート》を着ていきますよ。」木嶋に答えていた。

木嶋は、

「かれんさんが、大きな声でさけべば…周りの人も、協力きょうりょくしてくれると思うよ!」かれんさんを勇気づけていた。

かれんさんは、もう一度…自分の部屋に戻って行った。

「木嶋さん、お待たせしました。」木嶋の背中を叩いていた。

木嶋は、

「良し…出かけよう。」

かれんさんの左手を握り締めていた。

かれんさんは、右手で…かぎをかけたのである。

年末年始ねんまつねんしは、犯罪はんざいも多い時期である。

社会人の人は、【冬のボーナス】が支給しきゅうされている。

それを当て込んで、彼氏や彼女に、高価なプレゼントをするのである。

もっとも…木嶋も同じである。

普段から、節約せつやくすれば問題はない。

しかし、男性は、【見栄みえり】な部分を持ち合わせている。

それは、なぜだろう?

ふと、考えると…自分の好きな人には、良く思われたいと言う…心理しんりが働いている。

自分に、背伸びしたところで、いつかは…ほつれてしまうのである。

木嶋に、そんな器用きようなことは出来ない。

はるかにしても、かれんさんにしても、普段と同じようにせっすることで、理解をして頂くことが…ベストな選択せんたくなのである。

そう言いつつも、無理をしてしまうのである。

かれんさんの《X'masプレゼント》は、木嶋なりの苦労もあるのだ。

木嶋が苦労してることは、はるかには、まだまだ…時間が掛かると思うのであった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ