第610話
木嶋は、
「自分は、野菜炒め…大好きだよ。」かれんさんに伝えた。
かれんさんは、
「ありがとうございます。木嶋さん、今日…何時ぐらいに帰られますか?」木嶋に聞いていた。
木嶋は、
「明日から、また…仕事のことを考えると、ウンザリだよ。夕方までには、帰ろうと考えているよ。」かれんさんに答えていた。
かれんさんは、
「夕方まで、大丈夫なんですか?嬉しいです。今日、昼間は…家に一日、ゆっくりしませんか?」
「そうだね。《レンタル》したCDもあるからね。」木嶋は、かれんさんに話していた。
かれんさんは、
「片付けたあとに、私の車に記憶させますね。」木嶋に伝えた。
木嶋は、
「かれんさん、愛車を持っているの?」驚いた様子で、かれんさんに尋ねていた。
かれんさんは、
「木嶋さんに、車を所有していることを伝えていませんか?」不思議そうな表情で、木嶋を見つめていた。
木嶋は、頭を捻りながら…
「やっぱり…聞いた記憶がないよ!」かれんさんに答えたのである。
かれんさんは、
「木嶋さんが、案外覚えていないのかもしれないですね。それと、互い(たが)…着替えないと、私の愛車を見に行くことは出来ませんよ!」木嶋に話していた。
木嶋は、服を見つめていた。
「あっ…パジャマ姿では無理だよね!」納得したのである。
朝食を食べ終え…
かれんさんは、
「木嶋さん、先に着替えて下さい。」木嶋に告げた。
木嶋は、
「OK…先に着替えさせてもらうね。」かれんさんの部屋に戻って行く。
《X'masイヴ》に着てきた洋服が、木嶋が気がついたところへ、丁寧に…畳んで置いてあった。
その洋服に着替えたのである。
着替えを終え…かれんさんの部屋から出てきた。
「かれんさん、着替えが終わったよ。」かれんさんに優しく声を掛けていた。
かれんさんは、
「私は、これから…着替えますね!」木嶋に告げ、自分の部屋に戻って行った。
木嶋は、内心…どんな洋服でくるのか…?期待をしていた。
「昨日は、真っ白なドレスだったから…2度も、大きな《サプライズ》はないはず…」木嶋は、かれんさんに…期待と不安が、入り交じっていた。
「木嶋さん、お待たせしました。」かれんさんは、木嶋に問いかけていた。
木嶋は、後ろを振り返っていた。
かれんさんは、
「木嶋さん、似合いますか?」木嶋に尋ねていた。
木嶋は…再び、かれんさんの洋服に驚くしかなかった。
かれんさんの洋服は、ミニスカートを履いていた。
木嶋は、
「かれんさん、今の時期に…ミニスカートを着用するなんて…」未だに…信じられずいた。
かれんさんは、
「木嶋さん、タイツを履いているので、心配しないで下さい。」木嶋を安心させていた。
木嶋は、
「それなら、安心だね!まさか…ミニスカートで出て来るなんて…考えてもいなかった。」かれんさんに答えていた。