第605話
木嶋が、CDが並んでいる棚から取ったアーティストは…
【宇多田ヒカル】と、【大黒摩季】であった。
「宇多田ヒカル、大黒摩季は、いい曲を歌っているから、個人的に好きだな。いずれ、自分の車に…はるかや、かれんさんが、乗る機会が多くなるが、この2人の《アーティスト》を、車のオーディオに記憶させて置けば、助手席に座ったとしても、大丈夫だ!」自分自身に言い聞かせていた。
【松任谷由実】、【宇多田ヒカル】、【大黒摩季】3枚のアルバムを持ち、会計に向かった。
「いらっしゃいませ!《レンタル》をする《アーティスト》は、こちらの3枚で、よろしいでしょうか?」女性店員さんが、木嶋に声を掛けた。
木嶋は、
「それで、いいです。」女性店員さんに答えた。
女性店員さんは、
「当店のポイントカードはお持ちですか?」木嶋に尋ねた。
木嶋は、
「ポイントカードは、持っていません!」女性店員さんに告げた。
女性店員さんは、
「ポイントカードを
、お作りしますか?」木嶋に問いかけていた。
木嶋は、一瞬…戸惑っていた。
「ポイントカードを作るのに、時間が掛かりますか?」女性店員さんに聞いていた。
女性店員さんは、
「時間は掛かりません!どうなされますか?」再度、木嶋に尋ねていた。
木嶋は、
「いい機会なので、手続きをお願いいたします。」女性店員さんに伝えた。
女性店員さんは、
「畏まりました。」にこやかな表情で、木嶋に話し、ポイントカードの書類を、バインダーに挟み、手渡した。
木嶋は、必要な項目を記入して、女性店員さんに…バインダーを返した。
女性店員さんは、木嶋が記入した…書類を、一通りに目を通した。
「ご記入…ありがとうございます。」木嶋に告げた。
木嶋は、
「こちらこそ。」女性店員さんに言葉を返していた。
女性店員さんは、
「こちらが、ポイントカードになります!本日、ご入会して頂きましたので…新規のポイントが、《100ポイント》。《レンタル》をすることに、100円に対して…《1ポイント》になります。CDは、新しい作品ですので…最大で、《2泊3日》までになりますが、よろしいでしょうか?」木嶋に尋ねていた。
木嶋は、
「2泊3日ですか…?いいですよ!」女性店員さんに答えたのである。
「畏まりました。では…ご用意をさせて頂きます。」女性店員さんは、木嶋に話し、CDをレジ前に出したのである。
女性店員さんは、
「お待たせしました。」木嶋に声を掛けた。
木嶋は、用意されたCDを確認した。
「OKです。」女性店員に言葉を返していた。
女性店員さんは、
「それでは、お会計をいたします。3点…2泊3日ですので、300円になります。」木嶋は、目を丸くしていた。
「随分、安いな!」木嶋は驚いたのであった。
女性店員さんは、
「これが、普通の金額ですよ。」木嶋に話していた。
木嶋は、
「レンタルショップに入ったのも…随分、安くなったな!」一人で呟いていた。
女性店員さんは、
「こちらが、商品になります。」木嶋にCDを渡したのであった。