第604話
「チョット…出掛けて来るよ!」木嶋は、かれんさんに声を掛け、家を出て…《レンタルショップ》を探しに行った。
木嶋は、
「家の周りを見渡しても、《レンタルショップ》らしきものなど…見つからないぞ。どこにあるんだろう?駅までの《道のり》を歩いて見よう!」最寄り駅まで歩き出した。
《メイン通り》を歩いて見た。
「この通りじゃないな…」
「そうすると…一本中に、入った通りだな!」
木嶋は、通りから外れたところを歩いていた。
「あっ…ここだ。」
探していた《レンタルショップ》を発見した。
早速…かれんさんに、電話を掛けた。
「プルッ、プルー、プルー」呼び出している。
かれんさんが、電話に出た。
「もしもし…かれんです。」
「木嶋です。《レンタルショップ》を見つけたよ。《メイン通り》から、一本外れたところでいいのかな?」木嶋は、かれんさんに同意を求めていた。
かれんさんは、
「木嶋さんが、今…いる《レンタルショップ》が、私が…話していた店です。」木嶋に答えていた。
木嶋は、
「ここが、正解だね。何を《レンタル》をすれば…いいのだろう?」かれんさんに問いかけていた。
かれんさんは、
「木嶋さんが、聴きたい《アーティスト》、観たい《映画》などでもいいですよ。」木嶋に伝えた。
木嶋は、
「自分の好みに合わせなくてもいいですよ。かれんさんの…好きなアーティストなどの《リクエスト》があれば、それを、《レンタル》するよ。」かれんさんに話していた。
かれんさんは、
「そうですね…今の時期しか聴けない曲にしませんか?」
「今の時期しか…聴けない曲なら、《X'masソング》だね!」木嶋は、かれんさんに告げた。
かれんさんは、
「松任谷由実の曲を、《レンタル》してきて下さい。」木嶋に伝えた。
木嶋は、
「松任谷由実だね!了解しました。【最新アルバム】でいいよね?」かれんさんに確認をしていた。
かれんさんは、
「二人で一緒に聴くので、【最新アルバム】でOKです。」木嶋に話したのだ。
木嶋は、
「了解です。あとは、任せて下さい。」かれんさんに答え、電話を切ったのである。
「かれんさん、ユーミンの曲を聴くなんて…意外と言えば、意外かも知れないな!」木嶋は、一人で…呟いていた。
《レンタルショップ》の中に入った。
「店の中は、思ったよりかは広く感じる。」
「えっ…と。CDコーナーは…見つけたぞ。」
木嶋は、店の中のアーティストコーナー探していた。
アーティストと言っても…【あいうえお順】 で置いてあるので、探すのに一苦労である。
「ユーミンの場所は、上の方か…脚立が必要だな!【最新アルバムコーナー】には、ないのかな?」
木嶋は、
【最新アルバムコーナー】に歩いて行った。
年末年始なので、色んなアーティストが曲を出していた。
木嶋の知らないアーティストもあった。
「ここにあると言うことは…世間に認知されているんだな!」
木嶋は、なぜか?納得していたのである。
CDを手に取り…
「いい機会だから、他のアーティストも、《レンタル》しよう。」レジに向かった。