第602話
かれんさんは、
「木嶋さん、何を持ってきてくれたのですか?」好奇心旺盛で、木嶋に尋ねていた。
木嶋は、
「じゃん。横浜で、購入した…《ローストチキン》です。」かれんさんを驚かせていた。
かれんさんは、
「えっ…こんな高価な物を買っていたのですか?」木嶋の行動力に、吃驚した表情を出していた。
「もちろん…かれんさんと、一緒に食べるために買ったんだ。」木嶋は、胸を張って…かれんさんに話したのだ。
かれんさんは、
「ありがとうございます。」木嶋に答えていた。
木嶋は、《ローストチキン》を…かれんさんに渡した。
かれんさんは、それを手に取り、口に運んだ。
「木嶋さん、美味しいです。」木嶋に伝えた。
木嶋は、
「良かった。横浜高島屋で買ったはいいが、美味しくなかったら…どうしようかと思いました。
」かれんさんに話していた。
かれんさんは、
「デパートの惣菜売り場で、美味しくないのがありますかね?」木嶋に問いかけていた。
木嶋は、
「どうだろうね!中には、味付けが薄かったり、濃かったり、好みの問題があったりするからね!」かれんさんに答えていた。
ティッシュを手に取り、窓硝子を拭いた。
木嶋は、外の天気を覗いていた。
「あっ…雪が止んだみたいだよ。かかれんさんに告げた。
かれんさんは、
「木嶋さん、本当ですか?」木嶋に尋ねていた。
木嶋は、
「一緒に、窓から見ようか?」かれんさんに声を掛けた。
かれんさんは、
「うん。見たいです。」木嶋に甘えた声で答えたのであった。
木嶋は、かれんさんをお姫様抱っこをして、ベットから下ろしたのである。
まだ、熱があるせいか…足元が、フラついていた。
かれんさんは、木嶋の右肩に、頭を預けたのである。
木嶋は、かれんさんの頭を撫でていた。
かれんさんは、
「ずっと…こうしていたいですね。」かれんさんは、木嶋に話していた。
木嶋は、
「時間が、このまま…止まっていてくれたらいいのに…」かれんさんに答えていた。
ふと…腕時計で、時間を確認した。
「もう…こんな時間なのか?」木嶋は、驚いていた。
かれんさんは、
「木嶋さん、何を驚いているのですか?」木嶋に聞いていた。
木嶋は、
「腕時計で、時間を確認したら…もう、午後4時を回ったんだと思ってね。」かれんさんに答えていた。
かれんさんは、
「私は、ベットで横になっていたときに、時間を見ていましたよ。」木嶋に伝えた。
木嶋は、
「教えてくれればいいのに…意地悪だね!」かれんさんに告げた。
かれんさんは、
「木嶋さんに、意地悪しちゃった。」照れ隠しをしていた。
木嶋は、
「大分…自分に、慣れてきたみたいだね。」かれんさんに話していた。
かれんさんは、
「昨日から、木嶋さんと一緒にいるので、慣れてきましたよ。」
「男性でも、女性でも、《人見知り》する人がいるからね!」木嶋は、かれんさんに答えていた。
かれんさんは、
「夜の仕事をしていたら、《人見知り》が…無くなりました」木嶋に伝えた。
木嶋は、頷いたのであった。