第598話
かれんさんは、
「木嶋さんが…選んだ色が、私は、ベストだと思っていますので、それを購入します。」木嶋に伝えた。
香月さんは、
「木嶋さん、彼女…貴方の意見を尊重していますね。そんな女性は、探しても、なかなかいませんよ!」木嶋に告げた。
木嶋は、
「ありがとうございます。」嬉しそうな表情で、香月さんに答えていた。
かれんさんは、
「この色を下さい。」香月さんに話していた。
香月さんは、かれんさんが、手に持っていた洋服を受け取り、レジに向かった。
バーコードに認証。
「12800円になります。」香月さんは、かれんさんに伝えた。
かれんさんは、財布を取り出そうとしたとき…
素早く木嶋が、香月さんに、支払いをした。
かれんさんは、驚いた様子で…
「木嶋さん、ありがとうございます。」木嶋にお礼を述べていた。
木嶋は、
「気にしなくていいよ。今日は、《X'mas》でしょ!当たり前のことをしたまでですよ!」余裕の顔をしながら、かれんさんに伝えた。
かれんさんは、
「昨日から、木嶋さんに…お金を使わせて申し訳ありません。」かれんさんは、頭を下げた。
香月さんは、
「私も、《X'masプレゼント》が欲しいぐらいですよ。」かれんさんに告げた。
洋服を丁寧に、折りたたみ…
「X'masですから、《ラッピング》をしますか?」香月さんは、木嶋に問いかけていた。
木嶋は、
「そうですね。《ラッピング》をお願いしてもいいですか?」香月さんに依頼をしたのである。
香月さんは、
「畏まりました。」丁寧な言葉を返し…、
続けて…
「ただ今から、《ラッピング》をしますね。」木嶋に話したのだ。
木嶋は、
「かれんさん、少し…時間を下さい。」かれんさんに告げた。
かれんさんは、
「は~い。」テンションが上がった声で、木嶋に答えたのである。
木嶋は、香月さんが…《ラッピング》をするところを見ていた。
「上手ですね!」木嶋が、香月さんを誉めていた。
香月さんは、
「ありがとうございます。」木嶋に、当たり障りのない言葉を返していた。
木嶋は、
「香月さん、彼氏は…いるのですか?」香月さんに聞いていた。
香月さんは、
「私ですか?木嶋さんから見て…彼氏がいるように見えますか?」木嶋に、逆質問していた。
木嶋は、
「客観的に見て…彼氏がいるように見えますよ!」香月さんを持ち上げていた。
香月さんは、
「ここ2年、彼氏は…いないんですよ。」木嶋に答えていた。
木嶋は、
「香月さんも、スタイル抜群。1人、2人いても…不思議ではないですよ。」香月さんに話していた。
香月さんは、
「木嶋さんと、一緒にいる…かれんさんから見れば、私なんか…スタイルは悪いですよ。」
自分に自信がないのか…謙遜していた。
木嶋は、
「またまた…そんなことを言って!」香月さんに、ジョークを飛ばしていた。
香月さんが、笑顔になり…
「木嶋さん、ありがとうございます。」木嶋にお礼を述べ、《ラッピング》か終わった…《ワンピース》を受け取った。
かれんさんは、
「木嶋さん、行きましょうか?」木嶋を促した。
木嶋は、
「そうだね。行こうか!」
かれんさんは、
「香月さん、また…来店しますね!」香月さんに、頭を下げていた。
香月さんは、
「またのご来店…お待ちしています。」右手を振りながら…
「いつまでも、仲良くね!」木嶋と、かれんさんに伝えた。
木嶋と、かれんさんは…その場から離れて行くのである。