第593話
「今日の晩ごはんは、何にしようかな?ここで、奮発して《ローストビーフ》にしようかな?かれんさん…驚くだろうな!」木嶋は、そう考えていた。
木嶋は、意外と…《サプライズ》をするのが好きである。
一度に全て見せてしまうと、次のネタに困ってしまう。
その一方で、かれんさんは…
高島屋の3Fフロアにいた。
自分が、良く洋服を買う《レディースショップ》が…ある。
かれんさんは、足を止めた。
どうやら…行きつけの《レディースショップ》であった。
女性店員さんは、
「いらっしゃいませ!」かれんさんに声を掛けた。
かれんさんは、
「私は、どんな服を着れば似合いますかね?」
《レディースショップ》の女性店員さんに尋ねていた。
女性店員さんは、
「とても…《スタイル抜群》なので…何を着ても、お似合いですよ!」かれんさんに話していた。
かれんさんは、
「今日は、こんな白いワンピースを着てしまい…チョット《恥ずかしい》気分です。」赤い顔をして…女性店員さんに答えていた。
女性店員さんは、
「そんなことはないっすよ。白いワンピース…お似合いですよ!今日は、《X'mas》何か?良いことがあったのですか?」
「私、《X'mas》を彼氏と、一緒に過ごしたことがなかったので、今は、凄い充実しています。本当は、ここまで…一緒に来て頂きたかったんですけどね…」かれんさんは、ため息混じり話していた。
女性店員さんは、
「彼氏は、一緒に買い物に付き合ってくれなかったのですか?」かれんさんに聞いていた。
かれんさんは、
「高島屋までは、一緒に来たのですが…本人は、【自分がいると、気を遣うからと言って…】別行動なのです。」女性店員さんに伝えた。
女性店員さんは、
「良い人ではないですか?今どき…相手のことを思う人はいませんよ。素敵な人ですね!今…私が会いたいぐらいですよ。」かれんさんに答えていた。
かれんさんは、
「ありがとうございます。」女性店員さんに、頭を下げたのである。
女性店員さんは、
「お話しが、反れてしまいましたが…今日は、どんな服をお探しでしょうか?」かれんさんに聞いていた。
かれんさんは、
「そうですね…今の時期から春先にかけて…着れる洋服が欲しいですね!」女性店員さんに告げた。
女性店員さんは、
「先ほども言いましたが、何を着ても…お似合いですから、何色がいいですかね?」かれんさんに問いかけていた。
かれんさんは、
「う~ん…何色がいいかな?目移りをしてしまいます。」女性店員さんに話していた。
女性店員さんは、
「これからの時期に良い色は、《ベージュ》、《ピンク》、《ブルー》の3色ですね!」かれんさんに伝えた。
かれんさんは、
「やはり…その色が安心感がありますよね!私的には、《ピンク》ですかね!若いときではないと着れませんよね?」女性店員さんに答えていた。
女性店員さんは、
「年齢を重ねても、着れますよ!」かれんさんに、自信を持つように告げたのであった。