第588話
かれんさんは、
「木嶋さん、物知りなのですね!私、尊敬します。」木嶋に伝えた。
木嶋は、
「尊敬するなんて、照れてしまいます。家で、コーヒー豆を、コーヒーマシンを使い、飲んだことがあったんだ。そのときと…【同じだ!】と感じたよ。」かれんさんに答えたのだ。
かれんさんは、
「そうなんですね。木嶋さん、食事が終わったら…少し、くつろいで…外に出掛けませんか?」木嶋に問いかけていた。
木嶋は、
「うん。いいよ。問題は、電車が動いているか…?心配だよね!」かれんさんに話していた。
かれんさんは、
「そうですね!都会は、雪に《脆いですからね。」
木嶋は、首を立てに頷き…
「テレビを入れて…情報収集をしよう。」かれんさんに話し、テレビを点けた。
合わせたチャンネルは、日本テレビであった。
かれんさんは、
「木嶋さん、《日本テレビ派》ですか?」
「日本テレビ派ですね。朝も、そうですよ。」木嶋は、かれんさんに答えていた。
かれんさんは、
「私は、テレビ朝日を良く…観ますよ。ドラマは、フジテレビが多いですね!」 木嶋に伝えた。
木嶋は、
「ドラマ…ね。家で、観る機会ないね。ニュース番組なら、毎日観ているよ。」かれんさんに話していた。
かれんさんは、
「そうですよね!木嶋さんの帰ってくる時間帯にも依りますよね!夜遅いと、ニュース番組が多くなってしまうのも、仕方ないですね!」
珍しく…ため息を漏らしていた。
木嶋は、
「かれんさんが、ため息を付くなんて…珍しいね!」かれんさんに話していた。
かれんさんは、
「木嶋さんが、ドラマを観ていたら…お話しがたくさん出来るのに…!」木嶋に伝えた。
木嶋は、
「こればかりは、どうすることも、出来ないね!」 続けて…
「情報系の番組は、かれんさん…観ないのかな?」かれんさんに尋ねていた。
かれんさんは、
「情報系と言うのか分かりませんが…旅番組は、良く観ていますよ。」
「旅番組…ね!良く、日帰り温泉とか…やっているよね?」かれんさんに聞いていた。
かれんさんは、
「そうですね!日帰り温泉は…どこのテレビ局も、力を入れていますね!」木嶋に話したのだ。
木嶋は、
「うん。それは、言えるね!」
「木嶋さん、車をお持ちでしたよね?」木嶋に問いかけた。
木嶋は、
「家族で乗っていますよ。」
「一度、日帰り温泉に連れて行って下さい。」かれんさんは、木嶋に《アピール》していた。
かれんさんに答えたのだ。
木嶋は、かれんさんの熱意に押され…
「うん。」と…答えるしか出来なかった!
かれんさんは、
「嬉しいです。もちろん、サイドシートですよね?」木嶋に尋ねていた。
木嶋は、
「もちろんです。はるかさんでも、座ったことはないですよ!」かれんさんに話したのだ。
かれんさんは、
「本当ですか?」晴れやかな表情で、木嶋に問いかけていた。
木嶋は、
「本当です。」かれんさんに告げたのであった。