第569話
かれんさんは、
「木嶋さん、本当に了承して戴けるんですね?」木嶋に同意を求めていた。
木嶋は、
「自分も、かれんさんが、彼女だったらと考えていたんだ。」かれんさんに話したのだ。
かれんさんは、
「私、嬉しすぎて…どう表現していいのか…判りませんが、今、最高に《テンション》が上がっています。」木嶋に伝えたのだ。
木嶋は、
「このことは、はるかさんへ、話さないようしないといけない。普段、かれんさんと会う時間がないかも知れないが、出来る限り…お互いが努力をしよう!」かれんさんに告げたのである。
かれんさんは、
「はるかさんと、仕事の帰り道に会うのですよね?」木嶋に問いかけていた。
木嶋は、
「そうだね!はるかさんと、いつ…会うのか?分からない。予定が立てづらいのが本音だよ。」
「はるかさんは、他に男性がいるのではないですか?」かれんさんは、木嶋を脅かすように話していた。
木嶋は、
「やっぱり…そう考えるのが普通だよね。他に、男性がいる可能性は…あると思うよ!」かれんさんに答えたのだ。
かれんさんに、
「一度、本人と話してみたいのですが…ダメですかね?」木嶋に尋ねていた。
木嶋は、
「う~ん。どうだろうね!こればかりは、本人に聞かないと…難しい。」眉間に《シワ》を寄せて、かれんさんに、話したのだ。
かれんさんは、
「木嶋さん、はるかさんと、連絡をとることは可能ですか?」木嶋に尋ねていた。
木嶋は、
「かれんさん、今、聞いた方がいいのかな?」かれんさんに伝えた。
かれんさんは、
「出来れば…今、すぐにお願いしたいですね。」
「分かりました。メールを入れてみます。」木嶋は、かれんさんに話し…携帯から、はるかの《アドレス》をスクロールした。
「はるかさん、今…どこにいるのですか?」簡単な文章であるが、木嶋は、はるかの《メールアドレス》に送信した。
「今…はるかさんに、メールを送信しました。」かれんさんに話していた。
かれんさんは、
「ありがとうございます。連絡が来ますかね?」不安にな
っていた。
木嶋は、
「返信が来るか?来ないか?分からないね!あとは、はるかさん次第だよ。」かれんさんに答えていた。
男性店員さんが、鍋料理の具材を君、持ってきた。
「お待たせしました。寄せ鍋の具材でございます。」
木嶋と、かれんさんの目の前に置いたのだ。
男性店員さんは、鍋に火を着けた。
「沸き上がりましたら…こちらの具材をお入れ下さいませ!」木嶋に話し…その場を離れて行った。
かれんさんは、
「寄せ鍋ですか?食べるのは、随分久しぶりですね!一人暮らしだと…鍋料理や、カレー、おでんの具材を買うのを遠慮してしまうのです!」木嶋に話していた。
木嶋は、
「そうだよね。一人だと…鍋料理やカレーなど、作り過ぎてしまい食べきれないこともあるよね。これからは、一人よりも二人で食べた方が、美味しいよ!」かれんさんに答えていた。
かれんさんは、
「そうですね。木嶋さんが支えて頂けるので、心に余裕が生まれました。」
木嶋は、頷いていた。