第568話
かれんさんは、
「木嶋さん、先に飲み物を頼みませんか?」木嶋に問いかけていた。
木嶋は、
「そうだね。飲み物をオーダーしよう!」かれんさんに話し…
テーブルの上に置いてある釦を…
「ピンポン」と押した。
男性店員さんが、木嶋の元に歩いてきた。
「お待たせしました。ご注文をお伺いいたします。」木嶋に尋ねていた。
木嶋は、
「かれんさん、何を飲みますか?」かれんさんに聞いていた。
かれんさんは、
「私は、アイスウーロン茶でお願いします。」木嶋に答え、
木嶋は、
「自分も、かれんさんと同じアイスウーロン茶にしよう。合計、2つでお願いします。」男性店員さんに告げたのだ。
男性店員さんは、
「アイスウーロン茶を、2つですね!畏まりました。料理は、これからお出ししますので、ご期待下さいませ!」木嶋に話し、その場から離れて行った。
かれんさんは、
「木嶋さん、ランドマークタワーへ行ったことは、ありますか?」木嶋に尋ねていた。
木嶋は、
「ランドマークタワーですか?通り過ぎることはあっても、立ち止まったことはないね!かれんさんは、あるのかな?」かれんさんに問いかけていた。
かれんさんは、
「私も、ランドマークタワーに行ったことはないんですよ!明日…一緒に上りませんか?」
「明日…ね!いいよ。ランドマークタワーから景色を見たら、卒倒するかも知れないね。」木嶋は、苦笑いを浮かべ、話していた。
かれんさんは、
「木嶋さん、高所恐怖症ですか?」木嶋に聞いていた。
木嶋は、
「一概に言えないが、高所恐怖症はないと思います。」かれんさんに答えていた。
かれんさんは、
「私も、大丈夫ですよ!もし、目眩が起きたら、木嶋さんに抱きついていいですか?」木嶋に問いかけていた。
木嶋は、
「OKですよ。」笑顔で話したのだ。
男性店員さんが、先ほどオーダーした…飲み物を持ってきた。
「お待たせしました…アイスウーロン茶でございます。」木嶋と、かれんさんの目の前に置いたのだ。
男性店員さんは、
「もうすぐ…料理をお持ちしますね!」木嶋に伝えた。
木嶋は…
「自分が…何のコースで予約を入れたのか?覚えていた。」
「ここで、かれんさんに…何が出てくるかを話してしまったら、いい雰囲気が台無しになってしまう。」そのことばかり、気にかけていた。
かれんさんは、
「木嶋さん、私からの《X'masプレゼント》を受け取ってくれますか?」木嶋に尋ねていた。
木嶋は、
「かれんさんからの、《X'masプレゼント》ですか?何だろう?」期待が膨らんでいた。
かれんさんは、
「私からの《X'masプレゼント》は、私自身です。もらって戴けませんか?」木嶋に聞いていた。
木嶋は、
「マジで…。どう対応しようかな!」困惑していた。
かれんさんは、
「2番目よりも、1番になりたいのです。私では、ダメですか?」木嶋に回答を求めていた。
木嶋は、場の雰囲気を考え…
「いいよ!」と答えたのであった。