第566話
木嶋は、
「こんなに違うのか…それなら、小さくても機能性を重視した方がいいな!」
続けて…
「この商品を下さい。」女性店員さんに伝えた。
女性店員さんは、にこやかな顔をして…
「こちらで、よろしいでしょうか?」木嶋に、商品を確認した。
木嶋は、
「OKです。」女性店員さんに答えたのだ。
女性店員さんは、
「お買い上げ…ありがとうございます。」木嶋に話していた。
木嶋は、
「いえいえ…店員さんが見せて戴いた【Baby-G】と、【Gshock】では、女性が 、毎日するのに…大きすぎると、家に置いたままになってしまうので、手頃なサイズが一番いいですよね!」女性店員さんに告げた。
女性店員さんは、
「そうですね!大きすぎると、毎日しなくなってしまいます。【Baby-G】なら、通勤なデートにも…活用して戴けると思いますよ!」木嶋に答えたのだ。
木嶋は、
「そうですよね!」思わず納得していた。
女性店員さんは、
「もちろん、《X'masプレゼント》でお渡しするのですよね?」
「そうです。」
「キチンと、《X'masラッピング》をさせて戴きます。」木嶋に話し、《ラッピング》を始めた。
手慣れたものである。
アッ…と言う間に、《ラッピング》が終わった。
木嶋は、
「プライスは、いくらになりますか?」女性店員さんに問いかけていた。
女性店員さんは、
「バーコードで打ちますので、少し…お待ち下さい。」
レジに、商品タグを持ち、バーコードを読ませていた。
木嶋は、
「いくら…【Baby-G】とはいえ…そんなに、高価な商品ではないだろう!」そう考えていた。
なぜかと言うと…
木嶋自身が、購入した【Gshock】シリーズは、10000円以内だった。
冬のボーナス後なので、ある程度のお金を持ち歩いている。
ただ、会計するときに…お金が足りないほど恥ずかしいことはない。
ましてや…かれんさんとの…《X'masイヴ》なのだ。
女性店員さんが、
「お待たせしました。お会計は、39800円です。」木嶋に告げた。
木嶋は、
「39800円ですね!」
Gパンのポケットから財布を取り出した。
10000円札を4枚、取り出し…女性店員さんに渡した。
女性店員さんは、
「40000円お預かりいたします。」レジに向かった。
お釣りを持ち、木嶋の元に歩いてきた。
「200円のお返しと、保証書と、商品のお渡しです。」木嶋に手渡した。
木嶋は、お釣りを財布に戻し、商品を受け取り、ショップから立ち去ったのである。
商品の中に、保証書を入れた。
それを、コインロッカーに預けて、かれんさんとの待ち合わせ場所に出向いていたのだ。
木嶋は、かれんさんと合流したあと、コインロッカーに預けてある…【Baby-G】を取りに行くタイミングを見計らっていた。
「もうすぐ…食事をする場所に着きますよ!」かれんさんを、優しく…エスコートした。
かれんさんは、
「ここですか?」驚いた様子であった。