第563話
かれんさんは、
「木嶋さん…何か?私に隠し事をしていませんか?」木嶋に尋ねていた。
木嶋は、
「かれんさんに、隠し事なんてしていないよ!なぜ?そんなことを聞くのかな?」不信に思い、かれんさんに問いかけていた。
かれんさんは、
「先ほどから、木嶋さんの行動に、落ち着きがないのでね!何か?計画をしているんじゃないかな?と思いました。」木嶋に告げた。
木嶋は、
「何もないよ!何か?の勘違いだよ。」かれんさんに答えたのだ。
かれんさんは、
「それならいいですけど…」まだ、納得が行かない様子である。
先ほどオーダー飲み物が、木嶋たちのテーブルに運ばれてきた。
「お待たせしました。《ホットコーヒー》のお客様…」男性店員さんが、木嶋たちに聞いていた。
木嶋は、すかさず…右手を挙げた。
男性店員さんは、木嶋の目の前に…《ホットコーヒー》を置き…
続けて、
「こちらは、《ホットロイヤルミルクティー》です。」かれんさんの前に置き…
「ご注文は、以上でよろしいでしょうか?」木嶋に問いかけていた。
木嶋は、男性店員さんに右手を挙げた。
男性店員さんは、
「他に、オーダーがありましたら…お声をお掛け下さいませ。」木嶋のテーブルから離れて行った。
かれんさんは、
「木嶋さん、初めて過ごす《X'masイヴ》は気持ちが良いですね!」木嶋に伝えた。
木嶋は、
「そうだね!自分も、女性と《X'masイヴ》は初めてだから…気がつかない部分もあるかもね。」かれんさんに話していた。
かれんさんは、
「それは、気にしませんよ。木嶋さん…まだ、時間に余裕がありますか…?」木嶋に聞いていた。
木嶋は、チョット…待ってね。
左腕にしていた…腕時計で時間を確認した。
「今…午後5時40分!かれんさん、そろそろ、ここを出ようか?」木嶋は、かれんさんに話していた。
かれんさんは、
「分かりました。木嶋さん…お店を出ましょう!」先に席を立ち、出口に向かった。
木嶋は、
「何か?かれんさんに、行動を読まれているな!どこで、《X'masプレゼント》を取りに行こうかな?」タイミングを伺っていた。
「まっ…どこかで取りに行こう!」
木嶋は、かれんさんの《X'masプレゼント》を、【ランドマークタワー】のショップで購入していた。
事前に、何が欲しい物があるのか?麻美に詮索をお願いしていた。
麻美からの回答は、
「Gshockの腕時計。」
木嶋は、早速…ランドマークタワーにある…ショップに電話をしたのだ。
そのことが、頭に浮かんでいた。
木嶋が、腕時計を見ていると…
女性店員さんが、
「彼女に、《X'masプレゼント》ですか?」木嶋に声を掛けた。
木嶋は、照れながら…
「彼女に、《X'masプレゼント》です。」女性店員さんに答えていた。
女性店員さんは、
「最高な商品を選ばせて戴きます。」木嶋に話し、【Gshock】を選んでいたのであった。