表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
559/968

第559話

【不安だな!待ち合わせ場所まで、《ケガ》をしないで、事に歩いて行けるのであろうか?】

【ホワイトX'masになって喜んでいるのは、小さな子どもたち。降りかたも強いので、積もる確率は高い!】思わず…本音が出てしまう。

都会人は、雪が降るたびに、転倒てんとうする人が続出ぞくしゅつするのである。

それだけ、雪道ゆきみちに不慣れなのだ。

雪国育ゆきぐにそだちの人から見れば…笑ってしまうことだろう。

木嶋の携帯が…

「ピローン、ピローン、ピローン」鳴り響いている。

「誰かな?」

木嶋が電話に出た。

「もしもし、木嶋ですが…。」

「木嶋さん、こんにちは。かれんです。今、大丈夫ですか?」かれんさんが、木嶋に問いかけていた。

木嶋は、

「今、大丈夫ですよ!」かれんさんに、優しい声で答えていた。

かれんさんは、

「木嶋さんと待ち合わせ場所を、まだ、決めていなかったと思います。どこにしますか?」木嶋に伝えた。

木嶋は、

「そうだったね。かれんさんに、食事をする場所を伝えながらまだ、待ち合わせを決めていなかったね。どこがいいかな?分かりやすいところがいいよね?」かれんさんに聞いていた。

かれんさんは、

「そうですね。私が、分かりやすいところがいいですね!」木嶋に告げたのだ。

木嶋は、

「それでしたら、JR桜木町駅の改札前でいいですか?」かれんさんに問いかけた。

かれんさんは、

「JR桜木町駅の改札前ですね。店の予約時間は、午後7時でしたよね?慌てて待ち合わせするよりも、時間に余裕がある方がいいですからね。午後6時でいいですか?」木嶋に答えていた。

木嶋は、

「午後6時でいいですよ。かれんさんと、デートも出来る。目印めじるしがなくても大丈夫だよね?」かれんさんに話していた。

かれんさんは、

「私は、大丈夫ですよ。木嶋さんこそ…私の顔を忘れたりしたら、あとで《お仕置しこき》ですよ。」木嶋に強く…《アピール》していた。

木嶋は、

「かれんさんの《写メ》を、待ち受けにしているよ。」かれんさんに答えたのだ。

かれんさんは、

「ありがとうございます。」電話口でんわぐちで、木嶋に話したのだ。

木嶋は、

当然とうぜんのことですよ。」自信満々(ししんまんまん)に答えたのだった。

かれんさんは、

「その《写メ》は、いつ撮影さつえいしたのですか?私、気がついていますか?」木嶋に聞いていた。

木嶋は、

「知らないうちに撮るのが、自分の《ポリシー》です…なんてね。店で飲んでいるときに、麻美さんにお願いしましたよ。」かれんさんに答えたのだ。

かれんさんは、

「ママが、撮影したなんて…気がつきませんでした。一言ひとこと、言ってくれればいいのに!」木嶋に伝えた。

木嶋は、

「そうだね。かれんさんに、一言…言えば良かったね!今日、《2ショット》で撮るからね!」かれんさんに話していた。

かれんさんは、

「ありがとうございます。私、楽しみにしていますね!木嶋さん、のちほど、桜木町駅でお会いしましょう!」木嶋に伝え、電話を切ったのである。

木嶋は、

「フー」と息を吐きながら…

「期待を裏切らないようにしないと…」自分自身に言い聞かせていた。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ