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第553話

木嶋は、

「かれんさんに、連絡をしないと行けないな!どうやって…伝えようか?」少し…悩んでいた。

「食事をする場所が見つかったと…話せばいいか?」そう感じていた。

すかさず…

携帯を取りだし、かれんさんの連絡先を、電話帳から探していた。

「えっ…と、かれんさんの携帯アドレスは…あったぞ。」連絡先をスクロールした。

木嶋は、かれんさんにメールをする内容を…

「食事をする場所を確保しました。」メールの送信ボタンを押した。

「あとは、かれんさんからの連絡待ちだな!」木嶋は、職場をあとにした。

ふと、腕時計で時間を見ると、午後6時をまわっていた。

「さて…自分も、家に帰らないと…。」

溝越さんのところから立ち、ロッカーに向かった。

ロッカールームで着替えを終え、リュックを右肩にかついで、送迎バスに乗車した。

会社の最寄り駅まで、10分前後ふんぜんご

木嶋は、かれんさんと一緒に過ごすX'masイヴのことで、あたまがいっぱいである。

「何時に待ち合わせしょうかな?いきなり、食事をする場所に行ってもいいか?」

「さすがに、徳澤さんたちに、どうすれぱいいのか?聞くことは出来ないよな?」木嶋は、ボヤいていた。

送迎バスが、会社の最寄り駅に到着した。

「かれんさんから、メールの返信はあるかな?」

期待半分きたいはんぶん不安半分ふあんはんぶんである。

携帯の画面を覗いた。

「まだ、返信がない!時間があるから心配ないな!」

木嶋は、安心したのだ。

最寄り駅のエスカレーターで、相鉄線の改札口に向かった。

「おっと…その前に、新聞を買わないといけないな!」

それは、毎日…続けている習慣である。

コンビニに入り、夕刊紙ゆうかんしを購入。

コンビニの店員さんも手慣てなれたものである。

常連客じょうれんきゃくの顔を理解している。

それも、そのはずである。

毎日…コンビニに入っていれば、そのお客さんのこのみがわかるのである。

コンビニから出て…再び、改札口に向かった。

木嶋の最寄り駅は、始発駅である。

夜勤勤務だと、通勤、帰宅ラッシュに掛かるが、昼勤勤務だと、通勤、帰宅ラッシュには縁がない。

いつもと同じ車両に乗車した。

「さて…夕刊紙を読むか!」

木嶋は、新聞を広げた。

世界中せかいじゅうで、色んな事件があるな!か木嶋は、関心していた。

世界の人口は、今…50億人おくにんを超え、まだまだ

増え続けている。

その反動はんどうから、各地かくち暴動ぼうどう多発たはつしている。

報道機関や番組で聞くたびに、胸を締め付けられそうである。

「いつになったら…人類じんるいは、争わなくていいのだろうか?」そんな気持ちになる。

【プルー】駅構内えきこうないに、発車ベルが鳴り響いている。

【ピンポン】とドアが閉まった。

最寄り駅から横浜駅まで、30分である。

木嶋が、時間を有効に使うのに、ベストである。

「はるかに、何て話せばいいかな?」

木嶋は、そればかりが気になっていた。


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