第552話
「焼き鳥屋か…!悪くはないな。でも、X'masを過ごすのに、最初から行くところじゃあないよな。やっぱり…鍋料理の店にしよう。それなら身体も、温まるからね!」
木嶋は、徳澤さんを始め、若い女性社員の人たちが、オススメの店を、どこにするか…
悩んだ末に、一つの結論に達したのである。
「念のため…場所はどこにあるのかな?なるほど、《クイーンズスクエア》の中にあるのか?《クイーンズスクエア》自体…大きいから、店舗の数も、たくさんあっても不思議ではない。」思わず…納得したのである。
木嶋は、
「徳澤さんたちと、知り合えて良かったな。」感謝をしていた。
鍋料理の店のホームページから、電話番号を検索した。
「良し…このまま、ダイヤルしよう。」電話を発信した。
「プッ、プッ、プルー」呼び出し音が鳴り響いている…。
木嶋は、何故か?緊張していた。
「大変…お待たせしました。鍋料理の『G』です。」若い女性店員さんが、木嶋に答えていた。
木嶋は、
「すいません。チョット…お伺いしたいのですが、X'mas前後で、予約が空いている日にちはありますか?」若い女性店員さんに聞いていた。
若い女性店員さんは、
「X'mas前後ですか?お調べいたしますので、お待ち下さいませ。」木嶋に伝えたのであった。
電話口で待つ間も…
「空いていなかったら、どうしようかな?」不安ばかりが募ってしまう。
「お待たせしました…X'mas前後で、予約が取れる日にちはあります。いつがいいですか?」若い女性店員さんが、木嶋に問いかけていた。
木嶋は、
「出来ることなら…X'masイヴは、空いていますかね?」若い女性店員さんに話していた。
若い女性店員さんは、
「X'masイヴですか?ご希望の時間などは、ありますか?」木嶋に伝えた。
木嶋は、
「そうですね…希望の時間は、午後7時ぐらいがいいのですが…」若い女性店員さんに、ベストな時間を告げた。
若い女性店員さんは、
「午後7時ぐらいでしたら…今、現在は…」
木嶋は、
「何だか…答えを聞くのが怖いな!」緊張な一瞬を迎えていた。
「空きがありますね。」若い女性店員さんの回答に…
木嶋は、
「ホッ…」としたのだ。
「それでしたら、予約を入れたいのですが…よろしいでしょうか!」若い女性店員さんに話したのである。
若い女性店員さんは、
「畏まりました。只今から、予約をお取り致します。お名前からお願い出来ますか?」木嶋に伝えた。
木嶋は、
「木嶋と言います。」
「木嶋様ですね。人数は、何名ですか?」若い女性店員さんが、木嶋に聞いていた。
木嶋は、
「人数は、2名でお願いいたします。」
「2名様ですね!お時間は、午後7時からでいいですか?」若い女性店員さんが、木嶋に話していた。
木嶋は、
「午後7時でOKです。コースは、いくらからありますか?」若い女性店員さんに聞いていた。
若い女性店員さんは、
「コースは、4000円からございます。」
「それでしたら…一番手頃な…4000円でお願いします。」木嶋は、若い女性店員さんに伝えた。
若い女性店員さんは、
「4000円のコースですね。連絡先をお願いいたします。」木嶋に告げた。
木嶋は、
「携帯でお願いいたします。」若い女性店員さんに、携帯番号を教えたのである。
若い女性店員さんは、
「それでは、確認致します。お名前が…木嶋様。人数が2名。時間が、午後7時で、4000円のコースでお間違いないでしょうか?」木嶋に確認した。
木嶋は、
「間違えないです。」若い女性店員さんに答えたのであった。
若い女性店員さんは、
「それでは、当日…お待ちしています。」木嶋に伝え、電話を切ったのである。
木嶋は、
「やれやれ!」安堵な表情を浮かべていた。