第550話
徳澤さんは、
「若い女性社員のオススメが、何軒もありますが、その中で、私のオススメは、みなとみらいの《ランドマークタワー》にある…お店がいいですよ。」木嶋に話していた。
木嶋は、
「徳澤さんのオススメはらみなとみらいに行き着くよね。横浜駅周辺では、誰か?のオススメはないのかな?」徳澤さんに聞いていた。
徳澤さんは、
「全員が、横浜駅周辺に住んでいるわけではないので、オススメのお店を探すのは困難ですね。車で、行動していることが多いので、どうしても、みなとみらい方面に脚を向けますね!」木嶋に告げた。
木嶋は、
「そうだよね。若い女性社員の人たちも、湘南地区に在住しているからね。ちなみに、徳澤さんの家から、みなとみらいまで…何分掛かるのかな?」木嶋は、徳澤さんに問いかけていた。
徳澤さんは、
「みなとみらいまで、どれくらい時間が掛かるか…気にしたことがないから分かりませんね。大体、1時間30分あれば…行けるんじゃないかな?」明るい声で、木嶋に、言葉を返していた。
木嶋は、
「湘南辺りだと…それくらいになるかな?」
自分の時間読みが、正確だと考えていた。
徳澤さんは、
「木嶋さんの計算が合っていますかね?早く、木嶋さんが行動に移さないと…私たちが、提案しているお店が、予約で埋まってしまいますよ。」木嶋を囃し立てていた。
木嶋は、
「そうだよね。徳澤さんたちが、提案していただいたので、即刻、対応します。」徳澤さんに伝えた。
徳澤さんは、
「そうですよ。もしかしたら…木嶋さんの株が上がりますよ。」木嶋に話したのだ。
木嶋は、
「ただ、女性を、一度に2人も…交際するほど、人間的に器用ではない。」徳澤さんに告げたのである。
徳澤さんは、
「木嶋さんが、頑張らないと!」木嶋に、エールを送っていた。
木嶋は、
「徳澤さん、今日は…ありがとうございました。他の女性社員の人たちにも、お礼を言ってくれるかな?」徳澤さんにお願いをしたのだ。
徳澤さんは、
「他の女性社員の人たちに伝えます。ホットレモンティー、ありがとうございました。」木嶋に頭を下げ、その場から離れて行った。
木嶋は、
「どんなお店を、オススメにしているのだろう?」
緊張な赴きで、資料に目を通したのである。
すかさず、携帯を片手に…
Yahoo!のホームページから、店の名前を検索した。
「へぇ~…こんな店があるんだ。」
意外な店に、驚きを感じていた。
「確か…徳澤さんのオススメは、みなとみらいだったかな?」
パラパラめくり…みなとみらいに何店舗も、記載されていた。
ふと…目で追って行くと、蛍光マーカーで、ラインを引いてあった。
「これかな!徳澤さんが話していた…オススメの店は…」
木嶋は、店のホームページを出した。
今どきの…お洒落なお店であった。