第539話
玲は
「今年いっぱいなんか…あっと、言う間に過ぎ去って行くよ!」木嶋を激励した。
木嶋は、
「今年も、あと2ヶ月。あっと言う間に過ぎて行くよね!」玲に伝えた。
玲は、
「あとは、木嶋君が、前向きな姿勢を崩さないように…。辛抱しないとね!」木嶋にあやしながら話したのであった。
木嶋は、
「分かりました。玲さん、映画のチケットは…期限までに有効活用してね。」玲に告げた。
玲は、
「了解しました。また、木嶋君と会いたいね。うちのお店にも、顔を出してくれるかな!」木嶋に問いかけていた。
木嶋は、
「もちろん、顔を出しますよ!麻美さんと相談しながら決めたいな!どちらかを、年末に…年始にするよ!」玲に答えたのである。
玲は、
「そうだね。どちらかを優先だね!でも、かれんさんや、今の彼女から遊びたいと言われたら…どのように答えるの?」木嶋に尋ねていた。
木嶋は、
「う~ん。答えに困るな?どうやって答えようか?」苦笑いをするしかなかった。
続けて…
「先約があるから…と答えざる得ないね。」玲に話したのである。
玲は、
「それが無難な話し方だね!」木嶋の答えに理解を示したのである。
木嶋、玲も、オーダーしたものを完食した。
玲は、
「牡蠣フライ定食は、美味しかった。木嶋君は…?」木嶋に聞いていた。
木嶋は、
「ホットケーキも、美味しかったよ。」玲に告げたのである。
玲は、腕時計で時間を確認した。
「もう…こんな時間になるんだ!」木嶋に伝えた。
木嶋は、
「もう…そんな時間になるの?」慌てて腕時計を見た。
「午後4時30分になるんだ。玲さんと話していたら、時間が経過するのは早いね。」玲に話したのだ。
玲は、
「私も、《ビックリ》しているよ。そろそろ…家に戻らないと、子どもたちが待っているからね!」
木嶋は、
「夕飯の準備をしないとね!」玲に伝えた。
玲は、
「木嶋君は、まだ…残るの?」木嶋に問いかけた。
木嶋は、
「玲さんが、出るなら…自分も、一緒に出ます。」玲に答えたのだ。
玲は、
「それなら、もう…出ようか?」木嶋に話したのだ。
木嶋は、
「出ましょう!」玲に告げ、テーブルの上にある伝票を持ち、会計に向かった。
女性店員さんが、待ち構えていた。
「ホットケーキセットと、牡蠣フライ定食を合わせまして、2540円になります。」木嶋に伝えた。
木嶋は、財布から…10000円札を取り出し、女性店員さんに渡した。
女性店員さんは、
「10000円からでよろしいでしょうか?」木嶋に聞いていた。
木嶋は、
「それでいいです。」女性店員さんに伝えた。
女性店員さんは、
「10000円お預りいたします。7460円のお返しです。」木嶋にお釣りを渡した。
木嶋は、
「ありがとうございました。」女性店員さんに話したのである。
女性店員さんは、
「またのご利用…お待ちしています。」木嶋に伝え、会計から離れて行った。
玲は、
「ごちそうさま。」木嶋に告げた。
木嶋は、
「これくらいのことしか出来ません。」玲に答えていた。
玲は、
「また、何か…動きがあったら…教えてね!」木嶋に伝えた。
木嶋は、
「また、玲さんに連絡をします。」
玲は、
「うん。木嶋君…待っているからね!」木嶋に言い残し…
車のエンジンをかけて…《ファミレス》から出て行ったのである。