第518話
試合が、佳境に入っていた。
木嶋は、
「最初よりは楽しめそうだな!」そんな思いでプレイをしていた。
携帯が、
「ピローン、ピローン、ピローン」鳴り響いていた。
「こんな時間に、誰からだろう?」携帯の画面を覗いた。
「かれんさんだ!どうしたのだろう?」木嶋は、慌てて電話に出た。
「もしもし…木嶋です。」
「私、かれんです。木嶋さん、今…大丈夫ですか?」かれんさんが、木嶋に聞いていた。
木嶋は、
「ゲームセンターにいて、周りが騒がしいがいいかな?かかれんさんに答えていた。
かれんさんは、
「いいですよ!木嶋さん、今日は…ありがとうございました。」木嶋にお礼を述べていた。
木嶋は、
「いえいえ…自分は、当たり前のことをしたのです。」かれんさんに告げた。
かれんさんは、
「木嶋さんに、お見舞いに来て頂き、長い時間…話しをしていたなかで、私も…前向きにならないといけないなと思いました。」木嶋に伝えた。
木嶋は、
「ケガをしていて…後ろ向きになる人はいないよ。前向きにならないと…。」かれんさんに話したのである。
かれんさんは、
「私、必ず…木嶋さんのご期待に、沿えるように頑張ります。」木嶋に答えていた。
木嶋は、
「そうだね。自分の期待に応えてもらいたいな!そうしたら、かれんさんを…彼女にすることも考えてもいいな!」かれんさんに告げた。
かれんさんは、
「本当ですか?」木嶋に尋ねていた。
木嶋は、
「もちろんです。このことは、麻美さんに内緒だよ!」かれんさんに答えていた。
かれんさんに告げた。
かれんさんは、
「本当ですか?」木嶋に尋ねていた。
木嶋は、
「もちろんです。このことは、麻美さんに内緒だよ!」かれんさんに答えていた。
かれんさんは、
「リハビリ…頑張ります。木嶋さん、退院するとき…迎えに来てくれますか?」木嶋に問いかけていた。
木嶋は、
「うん。退院のときは、車で迎えに行きますよ!」かれんさんに話したのである。
かれんさんは、
「木嶋さん、また…電話しますね。」木嶋に伝え、電話を切ったのである。
木嶋は、
「かれんさんに希望を持たせるためには、あのような伝え方しか方法ないよな?」自分自身に話しかけていた。
「良し…気を取り直して、ゲームを頑張ろう!」
「林田さんの様子も、気になるな!」木嶋は、携帯を手に取り…着信履歴からスクロールした。 「プッ、プッ、プッ」呼び出している。
林田さんが電話に出た。
「もしもし、林田だ。」
「木嶋です。今…自分は、先ほどの野球ゲームをやっていますが、林田さんは、バイクのゲームをやっているのですか?」林田さんに聞いていた。
林田さんは、
「まだ、バイクのゲームをしているよ。これから別のゲームをしようと思っているんだ。」木嶋に伝えた。
木嶋は、
「もう少ししたら行くから待っていて下さい。」林田さんに答えていた。
林田さんは、
「早く来いよ!」木嶋に話し、電話を切ったのであった。