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第512話

木嶋は、

「強引ですかね?」はるかに問いかけていた。

はるかは、

ときには…強引なことも必要ですが、優しくすることも、大切ですよ!」木嶋に伝えた。

男性店員さんが、

「かわいい彼女ですね!」はるかを褒めていた。

はるかは、照れながら…

「かわいいだ…なんて!お褒めのお言葉、ありがとうございます。」男性店員さんにお礼を述べた。

男性店員さんは、

「本日は、ごゆっくり下さいませ。」木嶋と、はるかに挨拶あいさつをして、テーブルから離れて行った。

木嶋は、

「はるかさん、店員さんに、【かわいい】なんて言われて大丈夫?」はるかを心配していた。

はるかは、

「クラブ『H』でも、褒められたことは、ありません。いつ以来の出来事なのか?記憶きおくにないですね。随分ずいぶん久しぶりな気がしますよ。」笑顔がこぼれていた。

木嶋は、

「自分が一緒にいる女性が、他の男性から褒められるのは、嬉しいよね!」はるかに答え…

続けて、

「もう一人の女性と過ごす時間も大切ですが…はるかさんと、一緒にいる時間を共有きょうゆう出来るのが、最高に楽しいですよ。」

はるかは、

「ありがとうございます。私も、そう言って戴けると嬉しいです。」木嶋に伝えた。

木嶋は、

「もう一人の女性を一番にすることは、自分のポリシーにはんします。それは、理解をしてもらいたい。それは、約束しますよ!」はるかに話した。

はるかは、

「木嶋さん…そんなことを言って大丈夫ですか?」木嶋に問いかけていた。

木嶋は、

「大丈夫ですよ!」はるかに告げたのだ。

はるかは、

「木嶋さん…裏切ったら大変ですよ!」木嶋をおどしていた。

木嶋は、

「人と会うときは、はるかさんに報告します。」はるかに話していた。

はるかは、

「それが、木嶋さんの誠意ですよね!」木嶋に告げた。

木嶋は、

「最初から疑われるよりも、理解をして戴いた方が誤解ごかいがないよね!」はるかに話したのであった。

はるかは、

「了解です。木嶋さん、麻美さんのお店に行く予定がありますか?」木嶋に問いかけていた。

木嶋は、

「そうだね~。行くなら…富高さんと相談しないと、日時を決められないよ!何でですか?」はるかに尋ねていた。

はるかは、

「あまり…麻美さんのお店に行かないで下さい。」木嶋に伝えた。

木嶋は、

「はるかさんが、不安になる気持ちは分かります。他の店に移るのも勇気がいるのです。《ストレス》を溜めないようにしないと、《バランス》を崩してしまいます。」はるかに同意を求めたのであった。

はるかは、

「分かりました。私も、木嶋さんが…《ストレス》を溜めないように努力しますね。」木嶋に話していた。

木嶋は、

「あとは、はるかさんが…待ち合わせ時間に来て戴ければ問題ありません。」はるかに伝えたのであった。

はるかは、

「今日は、ありがとうございました。また、来週辺らいしゅうあたりに…私が、時間があれば、木嶋さんに連絡をしますね!それでいいですか?」木嶋に聞いていた。

木嶋は、

「それでいいです。」はるかに答えたのだ。

はるかは、ホットロイヤルミルクティーを飲み干し、木嶋のテーブルから離れて行く。

木嶋は、コーヒーショップ『Y』を出て行くのであった。

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