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第508話

かれんさんは、

「木嶋さん、もう…病院を出て行ってしまうのですか?」木嶋に聞いていた。

木嶋は、

「今…どうしようかな?と、考えあぐねているところです。」かれんさんに答えていた。

かれんさんは、

「私は、木嶋さんと、先日せんじつ、デートしましたが、一日だけでは分かりません。もっと、もっと…知りたいので、もう少し…ここにいて頂くことは出来ませんか?」木嶋に嘆願たんがんした。

木嶋は、

「かれんさんが、そこまで言うなら…。自分も、かれんさんのことを、たくさん知りたいですよ!ここの病棟びょうとうは、整形外科せいけいげかの先生は、病室に回診かいしんに来ないのかな?」かれんさんに尋ねていた。

かれんさんは、

「病室に回診は来ますよ!まだ、先生が来る時間ではないので安心して下さい。」木嶋に話したのであった。

木嶋は、

「それなら安心だね!かれんさん、病院を退院たいいんしたら…夜の仕事に、復帰ふっきするのかな?」かれんさんに聞いていた。

かれんさんは、

「木嶋さんは、どうしたらいいと思いますか?」木嶋に判断をゆだねていた。

木嶋は、

個人的こじんてきに言えば…夜の仕事に復帰してほしくないな!ママの立場たちばで考えてしまうと…辞めてほしくないね!」かれんさんに、《ジギル》と《ハイド》の気持ちを告げた。

かれんさんは、

「私も、木嶋さんと同じ意見です。」木嶋に話したのである。

木嶋は、

「かれんさんも、そう答えるしかないよね。骨折をに…辞めた方がいいかも知れないよ!」かれんさんに伝えた。

かれんさんは、

「どうしてですか?」木嶋に問いかけていた。

木嶋は、

金銭面きんせんめんで考えると…夜の仕事をした方がいいのは理解出来る。今は、いいかも知れないが…年齢ねんれいを重ねていくたびに、肝臓かんぞうが悪くなる。それを分かっていながら…店に出くのは、どうかと思うんだ。」かれんさんに答えていた。

かれんさんは、

時給じきゅういバイトは、他にありますかね?」木嶋に聞いていた。

木嶋は、

「探せばあるよ。ただ、一言ひとこと言わせてもらえば、身体を売る仕事はしないでね。それが、一番の願いだからね!」かれんさんに伝えた。

かれんさんは、

「分かりました。【コンビニ】や、【居酒屋の店員】でもいいですか!」木嶋に同意を求めていた。

木嶋は、

「そう言う仕事が向いている人もいるよ。その方が、安心出来るよ!」かれんさんに告げた。

かれんさんは、

「木嶋さん、今すぐに…お店を辞めることは出来ません。それは、理解してくれますか?」木嶋に伝えた。

木嶋は、

「分かりました。期間は、年内をメドにして下さい。年明けから、新しいバイト先で働けるようにしてね。それが、自分の希望です。」かれんさんに話したのである。

かれんさんは、

「はい。木嶋さんと、再び…デートすることを目標もくひょうに頑張ります。」木嶋に約束をした。

木嶋は、

「それじゃあ…自分は、そろそろ横浜に、向かいますがいいですか?」かれんさんに告げた。

かれんさんは、

「木嶋さんは、私と…これからも付き合ってくれますよね?」木嶋に聞いていた。

木嶋は、

「もちろんだよ。」かれんさんは、木嶋に答えていたのであった。

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