第496話
はるかは、
「私は、木嶋さんから買って頂いた商品は、大切に使っています。」木嶋に伝えた。
木嶋は、
「そう言って戴けると嬉しいね!」はるかに答えた。
はるかは、
「まだ、たくさん買いたい商品があるんですけど…」木嶋に問いかけていた。
木嶋は、
「マジで…何か?高い物を要求されそう?」思わず…本音が口から出てしまった。
はるかは、
「正直に答えて戴きありがとうございます。」
「はるかさんに、お礼を言われることでもないよ!」木嶋は、苦笑いをしていた。
「木嶋さん…まだ、帰りませんよね?」はるかが、木嶋に聞いていた。
木嶋は、携帯を取り出し…時間を見ていた。
木嶋は、
「まだ、時間は大丈夫だよ!これから…どこに行くの?」はるかに尋ねていた。
はるかは、
「ドラッグストアに行きたいんです!か木嶋に訴えた。
「ドラッグストア…か?最近、行っていないな?いいよ。どこなのかな?」木嶋は、はるかに告げたのだ。
はるかは、
「以前…木嶋さんと、カフェレストラン『F』を覚えていますか?」木嶋に聞いていた。
木嶋は、
「カフェレストラン『F』だよね!覚えていますよ。」
「その反対側にありますよ。」はるかが、木嶋に告げた。
木嶋は、
「何となく、分かりますよ。」はるかに答えていた。
はるかは、
「場所が分かるなら、私は、一足先に…《ドラッグストア》に行っていますので、ゆっくり来て下さいね!」木嶋に話し、《ドラッグストア》に歩き出していた。
木嶋は、
「確か…この辺りに、【コンビニ】はないのかな?」一人で、ボヤいていた。
木嶋が、【コンビニ】に拘るのか?
【コンビニ】は、最新の情報を入手するには、一番…最適である。
新商品を置くのも、早い。
ただ、音楽だけは…
【レンタルショップ】などで、話題のアーティストを、自分自身で見つけなればいけない。
21世紀は、
【インターネット】が普及している。
少しでも…周りの若い世代と話しか合わなくなってしまうのが怖いのである。
【いざとなれば…若い女性社員に、現状を打開する方法くことも出来るかな?】木嶋は、開き直っていた。
考え込んでいたら…
携帯が、
「ピローン、ピローンピローン」と鳴り響いていた。
木嶋が電話に出た。
「もしもし…木嶋ですが…」
「私です。今、どこにいますか?」はるかは、木嶋に聞いていた。
木嶋は、
「地下通路にあります…【コンビニ】で、雑誌の立ち読みしています。」はるかに答えたのだ。
はるかは、
「良かった。これから、《ドラッグストア》に来て頂けませんか?」木嶋に尋ねたのだ。
木嶋は、
「了解しました!」はるかに伝え、【コンビニ】から出て行った。
地下から地上に出る階段を登って行く。
周りを見渡すも、はるかの姿が見えない。
「まさか…」不安を覚えていない人などは、いないのである。
「木嶋さん…何をしているのですか?」甘い声で…木嶋の耳元(みみもとで、囁いたのである。
木嶋は、
「何か!ヤバいかな?」はるかの顔を、チラチラ覗くのであった。