表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
495/968

第495話

はるかは、2枚の洋服を持っていた。

左手には…【黒】

右手には…【ベージュ】

木嶋は、はるかの選んだ洋服を、頭の中にイメージしながら…

「はるかさんは、どちらの色が好きなの?」はるかに聞いていた。

はるかは、

「私は、【黒】も、【ベージュ】も好きですね!」木嶋に答えていた。

木嶋は、

「どちらも、好きと言われたら…どう答えたらいいのか分からないよ!今、自分の頭でえがいている色は、【ベージュ】かな?はるかに伝えた。

はるかは、

「木嶋さんは、【ベージュ】ですか!私は、【黒】も良いと思ったのですが、意見を尊重そんちょうします。」木嶋に話したのであった。

木嶋は、

「どちらにしても、洋服を買うのは、自分なので、はるかさんが、好きな色を購入したらいかがですか?」はるかに伝えた。

はるかは、

「そうですね!両方りょうほうと言ったら、欲張よくばりですかね?」木嶋に聞いていた。

木嶋は、

「欲張りと言えば、そうなるかな?あとは、本人の選択次第せんたくしだいだね。」

「分かりました。やっぱり…両方買ってもいいですか?」はるかは、木嶋に同意を求めたのであった。

木嶋は、財布を取り出した。

「洋服を2ちゃく購入する…お金があったかな?」

「ホッ…としたかな?」みょう安心感あんしんかんが生まれていた。

はるかは、

「木嶋さん…どうしたのですか?」木嶋に尋ねていた。

木嶋は、

「はるかさんが、洋服を買うのに…財布の中を確認したのです!」はるかに答えていた。

はるかは、

「買えそうですか?」

「大丈夫だよ!」木嶋は、はるかに告げたのであった。

木嶋は、何気なにげに…プライスを確認していたのである。

プライスを見ないと…あとで、はじをかくのは、自分自身である。

今まで、何かを購入するときは、お金に余裕を持っているのである。

それは、相手に失礼がないように、木嶋の気遣いである。

人と付き合うのは簡単だが…別れるのは難しい。

日曜日に、かれんさんの病院に行くのだが…

はるかが一緒に行くことによって、波乱はらんの展開になるのは、目に見えていた。

はるかが、木嶋を手招てまねきしていた。

木嶋は、直ぐに…はるかの元に歩いて行く。

はるかから、洋服を2着…受け取り、レジに向かった。

女性店員さんが、

「いらっしゃいませ!」木嶋に声を掛け…

「商品をお預かりします。」

商品を受け取り、バーコードを、スキャンしていた。

今の時代は、バーコードで商品を管理している。

少し前なら、商品を見て…レジを打ち込んでいた。

技術の進歩しんぽは、目覚めざましいものである。

「2点合わせまして…9880円になります。」女性店員さんは、木嶋に告げた。

木嶋は、財布から…10000円札を出した。

「給料日まで…あと1週間か?口座に、残高ざんだかもあるから、大きな買い物をしなければ、乗り越えられそうだ。」自分自身に言い聞かせていた。

商品とお釣りを受け取り、店の外にいた…はるかに渡したのである。

はるかは、

「木嶋さん、ありがとうございます。」はるかは、木嶋に頭を下げていた。

木嶋は、

「いつも…世話になっているから…」はるかに、言葉をうまくか返せなかった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ