第493話
はるかは、
「木嶋さん、私も、再生会の病院に一緒に行きますよ。一人で行くのもいいのですが…不安なんですよね?いつ…お見舞いに行く予定ですか?」木嶋に問いかけていた。
木嶋は、
「はるかさんが不安になるのも無理はないかな?そうだね…お見舞いに行くとすれば、今度の日曜日に行こうかと考えています!」はるかに伝えた。
はるかは、
「今週の日曜日ですか?」木嶋に尋ねていた。
木嶋は、
「そうです。日曜日です。」はるかに答えた。
はるかは、
「木嶋さん…《チョット…》待って下さい。」カバンから携帯を取り出し、スケジュールを確認していた。
「日曜日は…夕方に、大学の仲間と会う約束をしていますが…何時ぐらいに、病院へ行こうとしていますか?」
「何時がいいかなぁ方。に行くのが《ベスト》な選択だね。と思いますが、大部分の病院は、お見舞いの許可が出るのは、午後2時からなんだ。」木嶋は、はるかに告げたのだ。
はるかは、
「そうなんですか?大部分の病院が、午後2時からお見舞いに入ることが出来るのですか?どうしようかな…?木嶋さん…その時間前に、いつものコーヒーショップ『Y』で待ち合わせをしますか?」木嶋に尋ねていた。
木嶋は、
「はるかさんが、それで、OKしてくれるならいいですよ。」はるかに答えたのであった。
はるかは、
「了解しました!私から、木嶋さんを奪いたいなんて…どんな女性か?興味深いではありませんか?」木嶋に伝えた。
木嶋は、
「はるかさんと比べてしまうと…どちらも素敵な人ですよ!」苦し紛れに話すしかなかった。
はるかは、
「無理に…比較して下さいと話していないですよ。」木嶋に尋ねたのであった。
木嶋は、
「何時に、待ち合わせするかは、明日までに…はるかさんが決めて連絡を下さい。」はるかに、一任した。
はるかは、
「判りました。」木嶋に答えたのであった。
た男性店員さんが、はるかのオーダーした…
ホットロイヤルミルクティーを、はるかの目の前に置いた。
はるかは、
「私の、お気に入りの紅茶です。」男性店員さんに答えていた。
木嶋は、コーヒーショップ『Y』に来るたびに…オーダーする飲み物を替えていた。
同じものばかりでは飽きてしまう。
【好きな女性と、長く交際するには、そんなことは言ってはいけない…。】と、心に言い聞かせていた。
それでも…はるかが、木嶋と一緒にいるのは…何故だろうと考えてしまうこともある。
【美味しいね!】はるかが、木嶋に呟いた。
木嶋は、
「はるかさんが」ホットロイヤルミルクティーをオーダーすると…【大きいカップ】になるのはら気のせいかな?」はるかに話していた。
はるかは、
「そうだよね!偶然かも知れないですけど…【大きいカップ】ですよ?」苦笑いを浮かべていた。
木嶋は、
「はるかさん、この後…どうするのですか?」はるかに尋ねていた。
はるかは、
「この周囲を、ブラつきたいな!と思っています。木嶋さんは、どうするのですか?」そう…木嶋に問いかけていた。
木嶋は、
「自分も、はるかさんと…もう少し、一緒にいたいね!」はるかに告げたのである。