第491話
男性店員さんが、木嶋のオーダーしたものを持ってきた。
「お待たせしました。チーズケーキセットでございます。」木嶋の元に置いた。
木嶋は、
目の前にある
…砂糖とミルクを入れた。
「カツン、カツン、カツン」階段を上がって来る靴の音。
「木嶋さん…お久しぶりです。お待たせしました。」はるかが、木嶋に声を掛けた。
木嶋は、
「はるかさん、お久しぶりです。待ちくたびれましたよ。」はるかに話していた。
はるかは、
「遅れて申し訳ないです。」木嶋に伝えた。
男性店員さんが、はるかの元にやって来た。
「いらっしゃいませ…」男性店員さんが、はるかに声を掛け、メニューを渡した。
はるかは、
「ありがとうございます。」男性店員さんに伝えた。
男性店員さんは、
「決まりましたら、声を掛けて下さい。」はるかに告げ、その場を離れて行く。
はるかは、
「木嶋さん…先日お会いになられたのですよね?どうでしたか?」木嶋に問いかけていた。
木嶋は、
「いやぁ~何と言っていいのかな?」微妙な言い回しをしてい。
はるかは、
「木嶋さんが、微妙な言い回しをしているところを見ると、私にとっては…良くないのですかね?」木嶋に話していた。
木嶋は、
「はるかさんの言う通りです。」はるかに答えた。
はるかは、
「それも、木嶋さんの良いところですね。」木嶋を持ち上げていた。
木嶋は、
「決断力がなくて…すいませんね!」はるかに答えた。
はるかは右手を挙げ、男性店員さんを呼んだ。
「お待たせしました。ご注文をどうぞ…!」男性店員さんは、はるかに告げた。
はるかは、
「ホットロイヤルミルクティーをお願いします。」男性店員さんに話したのだ。
男性店員さんは、
「ホットロイヤルミルクティーですね。以上でよろしいでしょうか?」はるかに同意を求めていた。
はるかは、
「それで、お願いします。」男性店員さんに答えたのであった。
男性店員さんは、
「畏まりました。」メニューを下げ、はるかから離れたのであった。
木嶋は、
「はるかさん、実はね…先日、会った女性のことですが…!」重い口調で、はるかに話しをしようとしていた。
はるかは、
「チョット、待って下さい。」木嶋を制止し、携帯を取り出し…メールを確認していた。
はるかは、
「木嶋さん…すいません!話しをして下さい。」木嶋に促した。
木嶋は、
「麻美さんに、嵌められた心境ですよ!」はるかに伝えた。
はるかは、
「麻美さんに、嵌められたと…木嶋さん、言われましたが、どうして…そう思うのですか?」木嶋に聞いていた。
木嶋は、
「自分と、はるかさんを別れさせるためではないかな?誰でも、そんなことだと、勘繰りたくなりますよ。」はるかに答えたのであった。
はるかは、
「麻美さんなら…そう言うことを仕掛けるかもね!その後は、どうなったの?連絡はあったの?」木嶋に尋ねた。
木嶋は、
「それがね…今日の昼休みに麻美さんから電話があって、会った女性が、交通事故に巻き込まれて、右足に《けが》をして入院してしまったんだよね!」はるかに、衝撃の事実を伝えたのであった。