表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
473/968

第473話

横浜駅に到着。

「やれやれ…やっと横浜駅に着いたか?まだ、これからが長いな!」木嶋の思いである。

相鉄線の改札口を出て、いつものように…コーヒーショップ『Y』に向かった。

ドアを開け…

「この店の1Fで飲待ってんだことないな。1Fで待ってみるのもいいとな?」木嶋は、周りを見渡した。

しかし…

「空いている席はないな。仕方がない…2Fに行こう!」階段を上がって行く。

2Fに到着。

「まだ、かれんさんは来ていないみたいだ。」なぜか?ホッ…と胸をで下ろしていた。

空いている席は、たくさんあった。

「どこに座ろうかな?そとを見渡せる…窓際まどぎわの席にしよう。」木嶋は、一番奥いちばんおくの窓際の席に座った。

席に座り、女性店員さんが、木嶋の元に歩いて来た。

「いらっしゃいませ…」メニューと、おやをテーブルの上に置き…

「ご注文が決まりましたら、お声を掛けてくださいませ。」木嶋に伝え、その場を離れて行く。

木嶋は、メニューを見ながら…

目新めあたしいのがないな!」ボヤいていた。

「いつもと同じように、ケーキセットにするかな?」木嶋は、右手を上げ、女性店員さんを呼んだ。

女性店員さんは、木嶋のシグナルに気がつき、テーブルにやって来た。

「お待たせしました。ご注文をお伺いいたします。」

木嶋は、

「ケーキセットでお願いします。」

「ケーキセットのケーキは、何にしますか?」女性店員さんは、木嶋に尋ねていた。

木嶋は、

「そうですね…シフォンケーキでお願いします。飲み物は、ホットでアメリカンコーヒー。」女性店員さんに告げた。

女性店員さんは、

「ご注文の確認を致します。ケーキセットで、シフォンケーキとホットのアメリカンコーヒーでよろしいでしょうか?」木嶋に同意を求めた。

木嶋は、

「それでOKです。」女性店員さんに話していた。

女性店員さんは、

かしこまりました。少々(しょうしょう)、お待ち下さいませ。」木嶋の手元てもとにあるメニューを下げたのだ。

再び…夕刊紙をリュックから取りだし、テーブルの上に広げた。

コーヒーショップに入る人の多くは、新聞や雑誌を持ってきて読んでいる人、勉強をしている人も多い。

木嶋は、腕時計で時間を見た。

「午後8時を回ったばかり…。かれんさんも遅いな!」一人で呟いていた。

待つこと…10分。

「プルッ、プルー、プルー、プルー」携帯が鳴り響いていた。

木嶋が電話に出た。

「もしもし…木嶋ですが…。」

「かれんです。木嶋さん、今…待ち合わせ場所に来ているのですか?」木嶋に聞いていた。

木嶋は、

「待ち合わせ場所にいますよ。」かれんさんに答えていた。

かれんさんは、

「分かりました。今から行きますね。」木嶋に話し、電話を切ったのだ。

ときを同じく…

女性店員さんが、木嶋のテーブルにケーキセットを運んできた。

「お待たせしました…シフォンケーキと、ホットのアメリカンコーヒーです。」木嶋の目の前に置いた。

木嶋は

「ありがとう。」女性店員さんに伝えた。

女性店員さんは、

「以上です。また、お声を掛けて下さいませ。」木嶋に話し、テーブルから離れて行ったのだ。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ