表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
466/968

第466話

永岡さんは、

「木嶋、たまには…他の女性と遊んでみるのも、自分の意外な一面いちめんを引き出してくれるのではないか?」木嶋に伝えた。

木嶋は、

「そうですね…永岡さんの話している通りかも知れませんね。」永岡さんに告げた。

かれんさんは、

「それでは、私とのお付き合いを考えてくれるのですね♪」木嶋に話していた。

木嶋は、

「最初は、友だちからでいいですね。」かれんさんに同意どういを求めた。

かれんさんは、

「木嶋さんと、お付き合いが出来るなら…かたちに捕らわれません。」木嶋に答えていた。

木嶋は、

「じゃあ…よろしくね。」かれんさんに、右手みぎてべた。

かれんさんは、木嶋の右手を握り締めた。

周りから…

【パチパチ】と拍手が聞こえていた。

木嶋の心中しんちゅうは、複雑であった。

「果たして、これで良いのだろうか?」不安な気持ちがよぎっていた。

「まるで…麻美さんの術中じゅっちゅうまったな!」ボヤくしかなかった。

これこそ…麻美の思わく通りであった。

木嶋と、はるかの交際をこうと考えていたのだ。

「木嶋君…展開的てんかいてきに《マズイ》ね。」富高さんが、木嶋に尋ねていた。

木嶋は、

「そうだね。何とか…適当てきとうにやってみますよ。」富高さんに答えていた。

まりんさんは、

「木嶋さん、かれんさんと、はるかさん…《両手に華》ですね!」木嶋をやかしていた。

木嶋は、

「何を言うのですか?」まりんさんに言葉を返した。

まりんさんは、

「私だって…かれんさんと同じ気持ちですよ。」木嶋に伝えた。

富高さんは、

「木嶋君は、結構けっこう…マメですよ!」まりんさんに話していた。

まりんさんは、

「やはり、そうですか!」納得していた。

木嶋は、

「そんなに…マメではないですよ。」まりんさんに告げた。

まりんさんは、

「本当ですか?」木嶋に尋ねていた。

「本当ですよ!」木嶋は、まりんさんにくるまぎれに答えていた。

永岡さんは、

「木嶋、顔色かおいろが悪いぞ!」

木嶋は、情勢じょうせいが悪いのか…

「永岡さん、そろそろ帰りませんか?」永岡さんに声を掛けた。

永岡さんは、

「もう…そんな時間になるのか?」左腕ひだりうでにしていた腕時計で時間を確認していた。

「木嶋…終電の時間は調べてあるのか?」木嶋に尋ねていた。

木嶋は、

「はい。終電の時間は調べてあります。あと…30分が、《タイムリミット》です。」永岡さんに話していた。

永岡さんは、

「ママさん…あと、30分が、《タイムリミット》なので…計算をして頂けないか?」麻美に問いかけていた。

「了解しました。」麻美は、永岡さんに答えていた。

麻美は、近くにいた…別の女性店員を手招てまねきしていた。

別の女性店員さんが、麻美の元に走ってきたのだ。

麻美が、女性店員さんに耳打みみうちしていた。

女性店員さんが、何やら…ニコニコしている。

木嶋も、酔いが回っている。

「早く、計算が出ないかな?」はやる気持ちが抑え切れない。

女性店員さんが、再び、麻美の元に歩いてきた。

麻美は、

「木嶋君…はい。伝票です。」木嶋に手渡したのであった。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ