表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
432/968

第432話

永岡さんは、

「どこで知り合おうとしても、出会いは…大切にしないといけないよ。」人生経験が豊富な言葉である。

それに比べたら…木嶋は、まだまだ半人前はんにんまえである。

「そうですね!自分の年齢的なことを考えると…出会いが、何度もあるわけではないので…今、このような場所にいられるだけ幸せかも知れませんね。」永岡さんに答えていた。

小室さんは、

「俺も、何度か?チャンスは有ったんだがな。つかそこねたのは事実だな!」木嶋に告げたのである。

はるかは、

「私は、クラブ『H』で、一時期いちじきアルバイトをしていましたが、お金を沢山たくさん持っていた人も居れば、自分の生活を投げ打ってまで…会いに来た人もいました。」

続けて…

「私は、木嶋さんと出会えて良かったと思っています。」木嶋に伝えた。

さくらは、

「はるかさん…言っていることは本心ほんしんですか?」はるかに尋ねていた。

はるかは、

「もちろん、本心ですよ。」さくらに伝えたのだ。

麻美は、

「はるかさん、木嶋君は…素直だから騙しやすいから付き合っていると思うんだけどね♪」はるかに聞いていた。

はるかは、

「とんでもない。木嶋さんが素敵すてきだと思うからお付き合いをしているのです。」麻美に答えていた。

木嶋は、冷静になり…表情を変えず黙って聴くしかなかったのだ。

なつが、

「麻美さん、私たちも良い人に恵まれたいですね!」麻美さん尋ねていた。

麻美は、

「難しいね!十人十色じゅうにんといろと言う言葉がありますが…私自身わたしじしんが感じているのは、木嶋君みたいに優しい人は、滅多めったにいないと思うよ。」なつに告げたのだ。

あいかが、

「富高さんは、木嶋さんが、飲みに誘われないと行動はしないの?」富高さんに疑問を抱いていた。

あいかが、不思議に思うのも当然かも知れない。

富高さんは、携帯電話を持っていない。

情報化じょうほうか社会の流れの中で…取り残されている。

麻美が、人には…十人十色と話していたが、まった同意見どういけんである。

携帯電話を強制的きょうせいてきに持たせると、反発が出てしまう。

あとは、本人の選択である。

富高さんは、

「携帯電話で驚かないでよ…東京ディズニーリゾートだって行ったことないよ。」あいかに伝えたのだ。

あいかは、

「マジですか?」

はるかは、

「私は、驚かないよ!」余裕の表情をかもし出していた。

木嶋は、

「富高さん…携帯電話を持たない方がいいよ!」富高さんに援護射撃えんごしゃげきをした。

永岡さんが、

「富高、無理に持とうとするなよ!プライベートとのさかいが無くなるぞ。」富高さんに言葉を投げていた。

小室さんも、

「永岡さんの言っている通りだ。

麻美は、

「私は、木嶋君が…携帯を持っているので、何か?あれば連絡を入れます。それでいいよね!か木嶋に聞いていた。

木嶋は、

「反論はありません。」麻美に答えていた。

麻美は、

「はるかさん、もうすぐ…門限の時間になりますが?大丈夫なのかな?」はるかに聞いていた。

はるかは、

「今日は、大丈夫です。」麻美に伝えたのである。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ