表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
424/968

第424話

会計を終えた木嶋が、コンビニの前で待っていた富高さんと合流…永岡さんと小室さんの元に歩いて行った。

木嶋は、

「お待たせしました。」永岡さんに声を掛けた。

永岡さんは、

「さあ〜これから向かうぞ。」木嶋に伝えた。

木嶋は頷いた…。

そして、横浜市営地下鉄の運賃表を見上げた。

「関内までは、350円か?」木嶋は、ポケットから財布を取り出し自動販売機でキップを購入した。

富高さんが、

「木嶋君…関内までいくらかかるのかな?」木嶋に問いかけていた。

木嶋は、

「関内まで、350円です。永岡さんと小室さんは、キップを買ったのですか?」永岡さん、小室さんに聞いていた。

小室さんは、

「俺は、関内に着いてから乗り越し精算するよ。」

永岡さんも、

「自分も、そのつもりだ。駅に着いて乗り越し精算をしているあいだに、木嶋が案内する…店の女性に連絡をしたらどうだろう?」木嶋に尋ねていた。

木嶋は、

「そうですね〜。永岡さん、小室さんが、乗り越し精算しているときに、連絡を入れた方が得策とくさくですね!」永岡さんに話したのであった。

小室さんを先頭に、富高さん、永岡さん、最後に…木嶋が改札を通って行く。

改札を入ってすぐに、エレベーターがある。

全員で、ホームまで下りて行く。

永岡さんが、

「小室…右膝みぎひざは大丈夫なのか?」小室さんに聞いていた。

小室さんは、

膝関節ひざかんせつにある…軟骨なんこつっているので、医者は…再三さいさん手術しゅじゅつすすめるのですが、人工じんこうの関節を自分の身体に入れるのは抵抗があります。定年したら考えようかな…と思っています。」永岡さんに答えていた。

永岡さんは、

「定年したらと考えるのではなく、早目はやめに行動することも考えないと…それよりも、少しせて…体重を落とさないとな!」小室さんに、ズバリと言ったのである。

富高さんも、

「小室さん、永岡さんが言われている通りですよ。」小室さんに伝えた。

木嶋は、ワザと…右足を引きずっていた。

これは、あくまでも…小室さんのマネをしているだけである。

ホームに着き…最後尾さいこうびの車両に乗車した。

「木嶋…こんな後ろで、関内駅のホームに到着したら、全然ぜんぜん検討違いじゃないだろうな?」小室さんが、木嶋におどしをかけていた。

木嶋は、

「それはわかりませんね。各駅で…出入口は違います。最後尾にしたのは、ゆっくり飲めるからですよ。」永岡さんに声を掛けていた。

永岡さんは、

「ゆっくり飲めた方がいいな!」木嶋に答えていた。

小室さんは、

「関内は、両サイドが出入り口ではないのか?」木嶋に問いかけていた。

木嶋は、

「ハッキリ…覚えていないのですが、出入り口は両サイドではないような気がしますが…真ん中だったような…記憶が曖昧あいまいです。」小室さんに話したのである。

富高さんは、

「木嶋君、はるかさんには連絡をしなくていいの?」

永岡さんは、

「何だ?はるかって…木嶋の彼女か?」

「永岡さん、木嶋がイレ込んで女性です。」小室さんが、永岡さんの耳元みみもとで囁いたのである。

木嶋は、

「彼女ではないですよ。遊び友達ですよ。」永岡さんに伝えたのであった。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ