第420話
小室さんは、
「盛り上がっているところ…大変恐縮ではございますが…二次会に流れ込みたいと思いますが、みなさんは、どのようにお考えですか?実直なご意見を頂きたいと思います。まずは、溝越さんからです。」溝越さんに話しを振ったのだ。
溝越さんは、
「いきなり自分ですか?出来ることなら、このメンバーで、まだまだ飲みたいと思いますが、永岡さんは、どうなされますか?」今度は、永岡さんに聞いていた。
永岡さんは、
「俺か?木嶋たちと関内に遠征しないといけないんだ。」溝越さんに答えていた。
溝越さんは、
「木嶋、今の永岡さんの話しは本当か?」木嶋に問いかけていた。
木嶋は、
「永岡さんが言われている通りです。」溝越さんに答えた。
溝越さんは、
「木嶋、関内に行きつけの店があるのか?」木嶋に聞いた。
木嶋は、
「はい。あります。オーナーは、自分と同年代です。」溝越さんに告げたのだ。
溝越さんは、
「木嶋と同年代がやっているのか!それなら応援した方がいいよ!小室さんは…?」小室さんに尋ねていた。
小室さんは、
「俺か…どうしようかな?永岡さんは、木嶋と一緒に関内の店に行くのですか?」永岡さんに尋ねていた。
永岡さんは、
「小室も行くのか?」小室さんに聞いていた。
小室さんは、
「自分も、木嶋がイレ込んでいる女性を見てみたいと思いまして行ってみたいな…と!」
『フフフ』と笑いながら…興味津々(きょうみしんしん)で、永岡さんに答えたのだ。
永岡さんは、
「溝越は、どうするんだ。」
「自分も、行きたい気持ちはありますが、関内まで遠く感じます。大森と三谷はどうするんだ?」溝越さんは、大森さんと三谷さんに問いかけたのだ。
大森さんは、
「木嶋君たちは、帰る方向だからいいでしょうけど…自分たちから見ると、逆方向になりますよ。」
続けて…三谷さんも、
「自分も、大森と同意見です。」溝越さんに告げたのだ。
溝越さんは、
「大森と三谷の3人で、飲み直しに行くか?」
大森さんは、
「溝越さんが、そうするなら付き合いますよ。」溝越さんに答えたのだ。
三谷さんは、
「自分も一緒に行きますよ!富高さんはどうなされますか?」富高さんに聞いていた。
富高さんは、
「自分は、永岡さん、木嶋君と関内に向かいます。」溝越さんに話したのだ。
溝越さんは、
「そうだよな?男ばかりで、《ムサッ…苦しい》よな。女がいるところで…弾けたいよな!」富高さんに伝えたのだ。
富高さんは、
「溝越さんが、言われていることは、理解出来ます。ただ…誰かが誘ってくれないと、飲みに行く機会がないのも事実ですね。」
「それもそうだな。富高は、木嶋と良く飲みに行くのかな?」溝越さんが、富高さんに聞いたのだ。
富高さんは、
「そんなに回数は多くないですよ。今日行く店の女性は、自分が出かけるたびに…なぜか?その月で辞めてしまうのです。」
木嶋は、
「自分は、たまたま…そうなっただけだと思いますが、ジンクスになりつつにありますよ。」溝越さんに答えたのだ。
溝越さんは、
「富高…ジンクスを破らないといけないな!」富高さんに告げた。
富高さんは、頷いたのであった。