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第361話

永岡さんは、

「木嶋、まだ回答はこないのか?」木嶋に聞いていた。

木嶋は、

「先ほど…メールを送信したばかりなので、相手が気付けば回答がくると思います。」永岡さんに伝えた。

最寄り駅まで、東海道線で1駅。時間で10分ぐらいである。

「永岡さん、たまには…自分の最寄り駅で飲んでみませんか?」木嶋は、永岡さんに問いかけていた。

永岡さんは、

「木嶋の最寄り駅で…か?いいね…そうしようか!」

「そうしませんか?駅から近い場所がいいですよね?」木嶋は、永岡さんに告げた。

永岡さんは、

「そうだな!駅から近い場所がいいな。《オススメ》のお店があるのか?」木嶋に尋ねていた。

木嶋は、

夜景やけい綺麗きれいなところがあります。」永岡さんに伝えた。

「そこにしよう。駅から近いのか?」永岡さんは、木嶋に尋ねていた。

「駅から近いですね。混雑しているか?最寄り駅に着いたら…連絡をします。」木嶋は、永岡さんに伝えた。

電車が、最寄り駅に到着した。

「プシュー」ドアが開いた。

木嶋が、先に降り…あとから、永岡さんが…東海道線から降りていた。

「久しぶりに降りたよ。」永岡さんが、ポツリと呟いた。

無理もない…。

工場を集約移転から…10年以上の歳月さいげつが流れていた。

永岡さんが、長く…最寄り駅で降りていた。

当時とうじの…いきつけのお店が、工場のすぐ…そばにあったみたいである。

木嶋は、その頃は…夜間学生だったので、飲みに行く機会もなかった。

飲みに行くのは、夏休みに入ったときで…未成年だったので、ソフトドリンクを飲んでいた記憶が…かすかに残っていた。

東海道線の階段を上がり…改札口に向かった。

改札を右に出て…駅の自由通路を歩き出した。

木嶋は、携帯を手にとった。

メールの着信を知らせるランプが点滅てんめつしていた。

「麻美さんからかな?」

受信メールボックスから新着メールを呼び出した。

「あっ…麻美さんからだ。」木嶋が、珍しく声を出した。

「木嶋君、メールありがとうございます。来週の金曜日は、出勤していますので…お待ちしています。」これが、麻美からのメールであった。

木嶋は、

「永岡さん、今…回答がありました。」永岡さんに伝えた。

永岡さんは、

なんだって…言っているんだ。」木嶋に聞いていた。

木嶋は、

「出勤していると…回答がありました。まだ、返信をしていませんが、どうしますか?」永岡さんに問いかけていた。

永岡さんは、

「行くと返信していいぞ。」木嶋に答えた。

木嶋は、

「分かりました。そのように返信します。」

すかさず…

「来週の金曜日、麻美さんの店に行きます。人数に関しては…まだ、分かりません。」麻美に返信した。

最寄り駅の自由通路の階段を降り、左に曲がり…駅ビルを沿うに歩いていた。

永岡さんは、

「木嶋、目の前にあるビルか?」木嶋に問いかけた。

木嶋は、

「そうです。目の前のビルです。」永岡さんに答えた。

永岡さんは、

随分ずいぶん…高い建物だな!自分が、勤務しているときにあったかな?」木嶋に尋ねた。

木嶋は、

「永岡さんが、今の場所に行ってからですね!完成してから…7年ぐらいだと思います。」

「そうか…そんなに経っているのか?もっとも…途中下車とちゅうげしゃをしないからな!」永岡さんに、木嶋に話したのであった。

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