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350/968

第350話

はるかは、

「私は、木嶋さん以外の人たちとは、番号が変わってから連絡はしていません!やはり…気になってしまいますか?」木嶋に聞いていた。

木嶋は、

「そうだね。はるかさんのことが、気にならないと言ったら嘘になりますよ!クラブ『H』では…人気がありましたからね!」はるかを、持ち上げて話していた。

はるかは、

「木嶋さん、私は…そんなに人気があった訳ではないですよ。クラブ『H』では、出勤日数と時間が限られていたため、他の女性から見たら…少ないですよ。言われている通り…確かに年配の方々が多かったのは事実ですよ。」木嶋に伝えた。

木嶋は、

「そうだよね。クラブ『H』の平均年齢は若いですからね。はるかさんより…若い人もいたし、麻美さんみたいに年配ねんぱいの方もいたよね。」

「そうですよ。若い女性もいましたよ。木嶋さんが、麻美さんを選ばずに私を選んで頂いたことに感謝しています。他にも…いいな!と感じた女性がいたのではないですか?」はるかが、木嶋に問いかけていた。

木嶋は、

「はるかさんが、他で指名が入り、自分のテーブルに来るまでのあいだ…たくさんの人が《入れ代わり、立ち代わり》入ってきました。その中で1人ぐらいかな…?いたのは!」はるかに答えた。

はるかは、

「誰なの?」と、身を乗り出し、木嶋に尋ねていた。

木嶋は、

「誰だったかな?覚えていないよ!必要ないから…はるかさん以外の名刺を捨てたしね。」はるかに伝えた。

はるかは、

「本当は、覚えているくせに…」木嶋に…ツッ込んでいた。

木嶋は…

【いいな!】と思った女性には、みずから…連絡先の交換を積極的にしていた。

その1人は…

【イベントコンパニオン】を兼業けんぎょうでやっている女性であった。

はるかは、その女性を知っているはずである。

「はるかさん、少し…時間をくれますか?」木嶋は、はるかに尋ねた。

はるかは、

「思い出して見ますか?」木嶋に聞いていた。

木嶋は、

「思い出して見ます!」はるかに伝えた。

かすかな…記憶をたどっていく。

しかし…思い出すことが出来ない。

はるかは、

「木嶋さん、何か…ヒントを言いますか?」木嶋に尋ねた。

木嶋は、

「ヒントは…いらないかな!確か…つばささんかな?」はるかに呟いた。

はるかは、

「つばささんですか?もしかして…【イベントコンパニオン】をしていた人ですか?」木嶋に聞いていた。

木嶋は、

「そうですよ。【イベントコンパニオン】をしていた人です。はるかさんと、一度…自分と富高さんと一緒に話したことありますよ。」はるかに伝えた。

はるかは、

「私…覚えていますよ。木嶋さんのテーブルで一緒に話しましたよ。」木嶋に答えて…続けて、

「今、イベントコンパニオンの仕事はしていないですよ!」

木嶋は、

「今、何の仕事をしているのかな?」はるかに問いかけた。

はるかは、

「東神奈川駅周辺で、ショットバーを経営していますよ!」木嶋に伝えた。

木嶋は、

「えっ…」はるかの意外な答えに驚きを隠せなかった。

「はるかさん、つばささんと交流あるの?」

はるかは、

「つばささんと、良くメールをしますよ!木嶋さんから良くメールが来ていると話しを聞いていますよ。」木嶋に話した。

木嶋は、

「何だ…バレていたの!言ってくれれば良かったのに!」はるかに答えたのであった。

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