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第321話

木嶋は、

「自分は、はるかさんが好きだよ!本当に、彼女になってほしいぐらいだね。ただ、その思いを、今、正直に伝えられないのが悔しいね!」麻美に答えた。

麻美は、

「木嶋君、はるかさんに、打ち明けるのを止めた方がいいよ。無駄だと思うよ!」

「麻美さん、木嶋君の夢を、こわすことを言わないでよ!」富高さんは、笑いながら麻美に伝えた。

麻美は、

「そうだね…はるかさんが、木嶋君の彼女になるのが夢だよね!」富高さんに話したのだ。

木嶋は、

「麻美さん、何故なぜ…そんな言い方をするのかな?確かに、夢を持つことは大切なことだと思っている。若いときの夢は、《作詞家になりたい。》と、考えていたことがあるよ。」麻美に答えた。

麻美は、

「作詞家…?何で…その職業にあこがれを持つようになったの?」木嶋に尋ねた。

木嶋は、

「学生のときは、授業の中で、《英語》や《数学》は苦手だった。その中で、《国語》が好きで、文章を書くのが得意だったからね。それで、職業として成り立つのなら、やってみたいと《チャレンジ精神》が出たんだ。」麻美に話したのだ。

麻美は、

「それで…どうだったのかな?」木嶋に問いかけていた。

木嶋は、

結果論けっかろんで言うと…あしを踏んだよ。」 ちさとさんは、

「木嶋さんも、夢を持っていた時期があったんですね!」木嶋に感心かんしんをしていた。

木嶋は、

「夢を持つのは、当たり前じゃないですか!」ちさとさんに伝えた。

ちさとさんは、

「私は、夢を探している時期なんですよ。」

「夢探し…ですか?どんな夢を探しているのですか?」ちさとさんに尋ねていた。

ちさとさんは、

「教師になりたいと思っていますよ。」

「教師ですか…!悪くはないですね。先ほど…自分が、作詞家になりたかったと話していたのを聞いていたのですね?」木嶋は、ちさとさんに問いかけていた。

ちさとさんは、

「えぇ…聞いていましたよ。教師になりたいと言うのも、木嶋さんの話しを聞いたからですよ。」木嶋に答えたのだ。

木嶋は、

「そうですか…何か…ちさとさんに、ちからを与えたのかな?」ちさとさんに話したのだ。

富高さんは、

「木嶋君、そろそろ行動しないと…」木嶋に呼びかけた。

麻美が、テーブルの上に置いてあった携帯を手元で時間を確認した。

「もう…午後11時になろうとしているね!木嶋君、帰り支度したくしないと…」木嶋に伝えた。

木嶋は、

「もう少し、ちさとさんと話していたいのですが、お互い、電車の時間があるので申し訳ないですね!」ちさとさんに話したのだ。

ちさとさんは、

「次回、このクラブ『U』で、必ず…会ってくれますか?」木嶋と富高さんに聞いていた。

富高さんは、

「それは、自分は答えられない。」ちさとに答えたのだ。

ちさとさんは、

「何故ですか?」不思議そうに、富高さんに尋ねていた。

「それは、木嶋君次第ですよ。」富高さんは、ちさとさんに話したのだ。

ちさとさんは、

「木嶋さん次第なのですね!分かりました。」木嶋の正面に顔を向けた。

「木嶋さん、また、来て下さい。お願いします。」頭を下げた。

木嶋は、まどっていた。

麻美は、

「木嶋君、ここは、OK出した方がいいよ!」木嶋に決断を促していた。

木嶋は、

「分かりました。次も来ます。」ちさとさんに約束をした。

ちさとさんは、

「嬉しいです。」笑顔で応えていた。

富高さんは、

「木嶋君、行こうか!」木嶋に声を掛けたのであった。


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