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第29話

麻美とりんに、出会ってから時間が過ぎていく。そんな中で、木嶋は、はるかが、クラブ『H』に出勤する前にあったり、麻美と玲に、メールで連絡をしていた。

木嶋は、関内に2カ所、横浜に1カ所、飲む場所の《トライアングル》が完成したのだった。

木嶋は、どこに、ホームにしようかと考えあぐねていた。

木嶋が出した結論は、はるかがいるクラブ『H』だった。

何故?木嶋は、クラブ『H』を取ったのだろうか?会社からの最寄り駅からは一本で行かれる利点と交通手段というか普段の通勤で使っている路線であったのだ。

また、はるかとの出会った時の【インパクト】が強烈だったことも一理あるのであった。

木嶋には、麻美は、同年代の良き相談者みたいな感じで、玲は、同じ学校の同級生。バブルが弾けた時代を過ごし、縁があって再び、再会を果たしたのは、運命の悪戯いたずらなのだ。

どんなに友達との付き合いでも、同じように接して行くことが大事である。そう感じでいたのだった。

はるかと会う機会が、徐々に増えてきた。また、はるかも、木嶋に対しての警戒心が無くなってきたのも事実だった。

そんな中で、木嶋は、富高さんの元に、出掛けた。

木嶋は、

「富高さん、一気に飲みに行く場所が増えてしまって申し訳ありません。」富高さんに、謝罪をした。

富高さんは、

「木嶋君、気にしなくてもいいよ。」木嶋に、伝えた。

木嶋は、

「自分一人で、お店に飲みに行きにくいからね!」富高さんに、話したのだ。

富高さんも、

「自分も、一人で行かないからね。木嶋君が行く時があるなら誘ってよ!予定が、空いてれば行くから…。」木嶋に、話したのだ。

木嶋は、

「ありがとうございます。分かり次第、連絡をします。行くならボトルが切れる頃でいいよね!ボトル切れの期間は、2カ月なので、ギリギリで行けば問題ないと思います。」富高さんに、そう話したのだ。

富高さんは、

「あっそうなんだ。ボトル切れる期間は、2カ月なんだ。木嶋君が言うように、その頃にしようよ。」木嶋に、同意を求めた。

木嶋も、

「了解しました。」そう言葉を残して、富高さんの元から立ち去って行った。

木嶋には、はるかと一日、『どこかに出掛けたい。告白をしたいな!』と言う気持ちがあったのだ。

しかしながら、その一言がなかなか言えないジギルとハイドと葛藤をしていた。

木嶋は、はるかが、話しやすく気を使わないで気楽な気持ちで接していた。そんな日々が、続いていた。

はるかが、翌年、成人式を迎え、学校を卒業すると同時に就職をすると話していた。面接は、一発勝負で合格。木嶋は、はるかには、『運がツイている。』と思ったのだ。

木嶋が勤務する会社の業績も、水面下から顔を出し、一時期の低空飛行から飛び立とうとしていた。

木嶋は、

「就職するならクラブ『H』は辞めた方がいいよ。ここで頂いているお金は、一時的にいいだけであって社会人になれば、そうはいかないからね。金銭感覚を直して頂かないと…」会うたびに、はるかに、話していた。

はるかは、

「分かった」と言いながらも木嶋に、ブランド品を買っていた。木嶋も、それに答えていたのだった。

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