第283話
みゆきさんは、
「木嶋さん、良い人たちに巡り会えていいですね!」木嶋に問いかけていた。
木嶋は、
「ありがとうございます。でも、本当に良い人たちなのか…甚だ疑問ですよ!」みゆきさんに答えたのだ。
みゆきさんは、
「そんなことはないですよ。素敵な人たちです。」木嶋に話したのだ。
木嶋は、
「素敵な人ね。みゆきさんに、彼氏はいるの?」みゆきさんに聞いていた。
みゆきさんは、
「彼氏はいませんよ!」
富高さんが、
「先ほど…さゆりさんに、木嶋君、同じことを聞いていたよ!人それぞれ…考え方は違うからね!」みゆきさんに伝えたのだ。
みゆきさんは、
「そうですか?」やや不満な表情を浮かべていた。
さゆりさんは、手を叩き…
「みなさん、固い話しは抜きにして…早く、【焼きそば】を食べないと冷めてしまいますよ!」みゆきさん、富高さん、小室さんに話したのだ。
富高さんは、目の前にあった小皿を取り、
「麻美さん、この【焼きそば】は…おいしいね!厨房で作ったのかな?」口に頬張りながら、麻美に尋ねていた。
麻美は、
「厨房で作ってはいません!外にある…お店にオーダーしたのです。」富高さんに話したのだ。
さゆりさんは、
「えっ…そうなんですか?麻美さん、おつまみを作っているところは、お店から近いのですか?」麻美に聞いていた。
麻美は、
「うん。近いと言えば近いかな?お店から歩いて…10分前後かな?」さゆりさんに答えていた。
さゆりさんは、
「お店から10分前後…結構、歩く距離はありますね!」頷きながら答えていた。
「日頃の運動不足解消には、いい運動になるかもね!」麻美は、さゆりさんに説明したのだ。
さゆりさんは、
「最近…運動不足気味なので…何か?始めないと…」麻美に伝えたのだ。
麻美は、
「陸上でもやったらどうかな?」
「陸上ね!たくさん、競技種目があるが、どれがいいかな?」さゆりさんは、麻美に話したのだ。
木嶋は、
「麻美さんも、陸上を始めたのですよ。」
「えっ…そうなんですか?」驚いた表情を見せた。
「軽く…《ジョギング》を始めたみたいですよ!ね…麻美さん…」木嶋は、麻美に聞いていた。
麻美は、
「木嶋君からアドバイスを受けて、《ジョギング》を始めたのですが…走れば痩せると思いましたが、私には、どうやら…逆効果だったみたい!」さゆりさんに答えたのだ。
さゆりさんは、
「逆効果って…太ったのですか?」麻美さんに尋ねていた。
麻美は、
「そうなんです。」さゆりさんに伝えたのだ。
木嶋は、
「仕方ない部分はありますよ!さゆりさん…始めてみたらどうでしょうか?」さゆりさんに、《ジョギング》をするように勧めていた。
さゆりさんは、一瞬戸惑いながらも、
「やってみようかな?木嶋さん、教えて戴けるのですか?」木嶋に聞いていた。
木嶋は、
「始めるときに、日にちと時間を教えて戴ければ、コーチに伺います。」さゆりさんに答えたのだ。
さゆりさんが、
「ありがとうございます!連絡先を帰るときに教えて下さい!」木嶋に話し、
木嶋も、
「いいよ!…と」気軽に応じていた。
小室さんが、
「木嶋、カラオケが歌いたいが、この店は、歌えるのか?」木嶋に問いかけていた。
木嶋は、
「カラオケは…画面がついていますよ!」小室さんに答えたのだ。
小室さんは、
「じゃあ…歌う曲を選択しよう!」歌のガイドを手に取り、探し始めたのであった。