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第27話

りんは、

「そうだよね。いきなり『お店に来て』と言われるよりは、予定を教えた方がいいよね。」木嶋に、話したのだ。

木嶋は、

「そうですよ。そうだ。りんさん、差し障りないなら連絡先を教えて頂きたいと思いますがいいですか?」りんに、問い掛けた。

りんは、

「木嶋さんには、はるかさんがいるんでしょう!私の連絡先を交換しても意味がないんではないですか?」

木嶋は、

「はるかさんとは、友達としての付き合いですから、りんさんの連絡先を入れていても大丈夫ですよ。聞かれたら『キチン』と答えますよ。」りんに、話した。

りんは、

「麻美さんに、確認してもいいですか?木嶋さんは、麻美さんのお客さんでもあるので…。」

木嶋は、

「麻美さんに、確認してもいいですよ。麻美さんがOK出したら連絡先を交換してくれますか?」りんに、尋ねた。

りんは、

「麻美さんが、OK出したら連絡先を交換しますね。チョット待っていてくれますか?」

木嶋の元を離れて、富高さんの左隣りにいた麻美の側に座り、2人で耳打ちしながら、りんは、再び、木嶋の右隣りに座ったのだった。

りんは、

「木嶋さん、麻美さんと話したのですが、交換してもいいと言うことなので、連絡先を教えて下さい。」木嶋に、伝えたのだ。

木嶋は、

「麻美さんが、OK出してくれたことに感謝しなければなりませんね。りんさんに、番号を教えますね。」

木嶋は、携帯に登録している情報を、りんの左手に預けたのだった。

りんは、自分の携帯を右手で操作しながら、左手に、木嶋から預かった携帯画面を見ながら、登録をしていた。

りんの携帯に登録を終えた木嶋の携帯を、返したのだった。

りんから、戻ってきた携帯を右手に持ちながら、

木嶋は、

「りんさん、自分の携帯に電話をして下さい。」りんに、お願いをしたのだった。

りんは、

「今、電話を掛けますね。」

「プルッ、プルー、プルー」

木嶋の、携帯が鳴っていた。

木嶋は、

「OK。番号が来ました。名前は、りんさんで、いいですよね。」りんに、同意を求めたのだった。

りんは、

「りんで、いいですよ。」木嶋に、言葉を返した。

木嶋は、携帯を右手に持ち、先ほどの、着信履歴から登録をしたのだ。

登録を終えた木嶋は、何故か清々しい気持ちになっていた。

「りんさんと仲良くなれたのは良かった。」そう感じたのだ。

木嶋は、りんに、左隣りにいる会社の同僚、富高さんのことを話し始めた。

「りんさん、富高さんは、千葉から通勤していますよ。」

りんは、

「えっ、そうなんですか?富高さんは、千葉から来ているんですか?」

木嶋は、

「確か千葉の船橋市ですよ。」りんに、伝えたのだ。

「船橋市と言うと結構、遠くないですか?」りんが、木嶋に聞いたのだ。

木嶋は、

「船橋は、遠く感じるのは仕方ないね。東京ディズニーリゾートに、一度も行ったことがないみたいだよ。」

「それは、本当ですか?」りんが、木嶋に尋ねたのだ。

木嶋は、

「本当ですよ。冗談と思うなら富高さんに聞いてみて下さい。」りんは、富高さんに、住んでいる所を確認して下さいと促したのだった。

りんは、木嶋の左隣り横に居る富高さんに、尋ねた。

「富高さん、東京ディズニーリゾートに一度も行ったことがないのは、本当ですか?」

富高さんは、

「本当ですよ。近すぎて行かれないと言った方がいいかな!」

富高さんの左横にいた、麻美は…りんに、

「りんさん、今どき、珍しいよ。東京ディズニーリゾートに行ったことはないのはね…。行こうと話していますが、実現しないのです。」りんに、話したのだ。

りんは、

「じゃあ、麻美さんも含め、4人で一緒に行きましょうよ!」富高さんに、問い掛けていた。

富高さんは、

「じゃあ、機会があれば一緒に行きましょう。もちろん、木嶋君も行くよね!」りんと、麻美、木嶋に話したのだった。

3人共、声を揃えて

「行くよ!」OKを出したのだった。

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