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第254話

林崎さんは、

「木嶋、彼女がいたのか?その話しは、初耳はつみみだぞ…どこで知り合ったんだ?」木嶋に尋ねていた。

木嶋は、

「彼女とは、飲み屋で知り合ったんだ。」林崎さんに答えたのだ。

「飲み屋と言っても、たくさんあるぞ…どこの飲み屋だ…?」

木嶋は、林崎さんのするどいツッコみに、【たじろき】ながら…

「横浜西口にある…クラブだよ。」答えていた。

「横浜西口のクラブか…木嶋でも、そんな場所に飲みに行くようになったんだな!通勤は、横浜西口か?」

林崎さんは、木嶋が、クラブに通うとは思っていなかったみたいである。

木嶋は、

「通勤は、藤沢で自分の陸上の仲間が、結婚したから、久しぶりに気の合う人たちを誘って飲みに行くことになり、横浜駅周辺で飲んでいて、いつもなら二次会は、《カラオケ》その日は、なぜか?クラブに行くことになり、隣り座って話しをしたのが《キッカケ》だね!」林崎さんに話したのだ。

「プァーン」電車のクラクションが鳴り響いていた。

林崎さんは、

「ところで…木嶋は、今、どこに居るんだ?」木嶋に聞いていた。

木嶋は、

「今は、自宅のある最寄り駅ですよ。」林崎さんに伝えたのだ。

「それでか…先ほどから、電車のクラクションや人の話し声が漏れていたのが気になっていたんだ…まっ…電車の中で、携帯を使用することが出来ないからな!」林崎さんは、木嶋に確かめていた。

木嶋は、

「林崎さんが、言われている通りです。電車の中で、《ビジネスマン》の人や、《年配の方》など、大声を出して携帯で会話をしている人を見掛けるよ!そのうちに、運転しながら携帯で話している人が多くなり、法律化され、警察に捕まる人が出てくるかもね!」林崎さんに反論していた。

林崎さんは、木嶋の言葉をめながら…

「これだけ…携帯が普及ふきゅうしている中で、色んな変化に対応しないといけなくなるも当然かな!今より、携帯が進化して、【より高性能の多機能型携帯】が出てきても不思議じゃない。自分たちが経験したことがないようなスピードで世の中が変わっている。」木嶋に問いかけるように話していた。

木嶋は、うなずきながら…

「自分も、そう感じている。《インターネット》が当たり前になっているよね!」少しばかり…

「フー」と、ため息がこぼれてしまう。

地球の自転は、止まることなく動いている…。

人も、社会も活動いている。

〜流れる川のように…立ち止まることなく、エネルギッシュに進むしかない。〜

この言葉は、自分が、中学3年生を迎え、新学期で新人の女性教師が赴任して来た。

卒業するときに…卒業文集に全員へ贈って頂いた言葉である。

木嶋は、この女性教師に恋心を抱いていたのも事実であった。

当時は、《シャイ》で…あった。

どのように打ち明ければいいか判らず、誰にも相談出来ず、片思いで終わってしまった。

気がついたときは、結婚していて、ショックを受けたのである。

林崎さんは、

「木嶋、今月か?来月に時間を作れるか?」木嶋に聞いていた。

木嶋は、

「今月か?来月…今の予定では、明日以外の週末は大丈夫だよ!」林崎さんに答えていた。

林崎さんは、

「それなら、今月末辺りの週末に飲みに行こうよ!電話だと…コストが掛かるから…木嶋とは、卒業してから夜間高校の文化祭以来会っていないよな?」木嶋に尋ねていた。

木嶋は、

「そうでもないよ。夜間高校の文化祭のあと、成人式に一緒に行って以来会っていないね!今月末の週末、予定を空けておきます。来週、日にちを確認しましょう!」林崎さんに依頼した。

林崎さんは、

「了解。来週、自分から、木嶋の携帯に連絡するよ。」木嶋に伝え、電話を切ったのだ。

木嶋は、林崎さんと、10年以上会っていない。

毎年、年賀状の交換していても、電話連絡をしていなかったので、気掛かりになっていたのであったのだ。

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