第145話
男性店員さんが、木嶋のテーブルに、ボトルと氷、ミネラルウォーターを持ってきたのだ。
木嶋は、
「麻美さん、割りものは、烏龍茶でお願いします。」麻美に話したのだ。
麻美は、
「烏龍茶ね…少し待っていて下さい!」木嶋に伝えたのだ。
近くにいた男性店員さんを、麻美が、手を挙げて呼んでいた。
「烏龍茶を持ってきて下さい!」男性店員さんに、オーダーしたのだ。
木嶋は、
「前に、クラブ『U』に富高さんと来た時、もう移動しないと…麻美さんは、話していましたが本当に信じていいの?」麻美に疑問をぶつけていた。
麻美は、
「クラブ『U』が最後です!」らんと富高さんは、少し不満な表情をしながら話しを聞いていた。
らんは、
「麻美さん、ここにずっといるのですね?」麻美に確認していた。
「このお店を辞めたら、私は、行く場所がありません。」麻美は、らんに話していた。
富高さんは、
「自分は、まだ、辞める可能性があると思いますよ!」麻美に伝えたのだ。
「何故?そんなことが言えるの?」麻美は、富高さんに問いかけた!
らんの左隣りにいた木嶋は、
「何故…?それは、麻美さんに移動癖があるからです!」木嶋は、麻美に話したのだ。
木嶋の右隣りにいた、らんが、
「その言葉が、当て嵌まるね!」木嶋と富高さん、麻美に伝えたのだ。
らんが、話しを続けた。
「何度か…ここで、麻美さんのお客さんと、一緒に飲みましたが、皆さん、同じことを話していましたよ!」木嶋と富高さんに伝えたのだ。
富高さんは、
「麻美さんが連れてきたお客さんは、そのように話していたのですか?」らんに聞いていた!
男性店員さんが、先ほど、オーダーした烏龍茶を、木嶋のテーブルに置いた。
麻美が、烏龍茶を右手に持ちながら、
「木嶋君、富高君、割りものは、、烏龍茶か?ミネラルウォーターか?どちらがいいかな?」木嶋と、富高さんに聞いたのだ。
木嶋と富高さんは、声を揃えて、
「烏龍茶でいいです。」麻美に答えたのだ。
麻美は、
「らんさんは、どちらにしますか?」らんに尋ねたのだ。
らんは、
「私は、ミネラルウォーターでお願いします。」麻美に伝えたのだ。
木嶋と富高さん、麻美、らんのグラスを並べ、ボトルを開けたのだ。
麻美は、ミネラルウォーターを選択していた。
木嶋は、クラブ『U』や、クラブ『H』でもボトルキープするのは焼酎であったのだ。
普段、家で飲まない…が、仲間や会社の同僚たちと飲みに出くと、
最初は、ビールで乾杯。そのあとは、焼酎である。
このスタイルが定番になっていた。
もちろん、富高さんも同じだ。
富高さんが、
「木嶋君、何か…ツマミを頼もうよ!」木嶋に問いかけていた。
木嶋も、同じ考えであった。
「富高さん、自分もそう考えていました。メニューをもらいましょう!」富高さんに話し、
「麻美さん、メニューを下さい。」麻美に伝えたのだ。
麻美は、男性店員さんに声を掛けたのだ。
男性店員さんは、すぐにメニューを、麻美に手渡したのだ。
麻美は、
「木嶋君、何がいい?」木嶋にメニューを手渡したのだ。
木嶋は、
「らんさん、メニューを一緒に見ましょう!」右隣りにいた、らんに振ったのだ。
らんは、
「私が、頼んでもいいですか?」木嶋に聞いていた。
木嶋は、
「富高さん、いいよね?」富高さんに尋ねたのだ。
富高さんは、
「あっ…どうぞ。らんさんが、食べたいのを選んで下さい。」らんに伝えたのだ。
らんは、メニューを見開き、
「何にしようかな?」メニューを見ながら、悩んでいた。
なかなか決めることが出来ずに困惑していた。
らんが、
「麻美さん、どれにしますか?」麻美に問いかけるのであった。
麻美は、
「みんなで、食べられるのを選びましょう!」らんに提案したのだ。
「みんなで、食べられるもの…焼きそばとツマミ盛り合わせでいいかな?」木嶋と富高さんに聞いていた。
富高さんは、
「いいと思います。」らんに伝え、
木嶋は、
「OKです。」らんに答えたのだ。
らんは、男性店員さんを呼び、
「焼きそばとツマミ盛り合わせをお願いします。」オーダーをした。
木嶋の携帯が…
「ピローン、ピローン、ピローン」鳴り響くのであった…。