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第124話

はるかは、

「うん、富高さんの誕生日にお祝いをしたい。」富高さんに伝えたのだ。

富高さんは、

「そこまで、気を使わないでいいよ。」はるかに話したのだ。

木嶋も、

「富高さん、はるかさんもお祝いしたいと話していますので、一度、やりませんか?いい機会なので…。」富高さんに尋ねていた。

「木嶋君が、そこまで言うならお願いしようかな?」富高さんは、木嶋とはるかに、頭を下げたのだ。

「富高さん、頭を下げなくてもいいよ。気が引けてしまいますよ!」富高さんに話していた。

はるかは、

「富高さんの誕生日は、いつですか?」富高さんに聞いていた。

「自分の誕生日ですか?来月の11日、建国記念日ですよ。」富高さんが、はるかに答えていた。

はるかは、驚きを隠せずにいた。

「祝日が誕生日なんていいですね!」富高さんに話していた。

木嶋は、

「はるかさん、水を差すようで申し訳ないのですが、自分たちの会社は、基本的に完全週休2日制なので、どうしても祝日が出勤になってしまいます。誕生日に休むなら、有給休暇を取得するようになります。」はるかに話したのだ。

「そうなんですか?…誕生日にお祝い出来なくてもいいので、その前後の週末に出来ればといいなと考えていますが…いかがですか?」はるかは、木嶋と富高さんに尋ねていた。

木嶋は、

「富高さん、いつにしますか?」富高さんに尋ねていた。

富高さんは、

「木嶋君、麻美さんのクラブ『U』にも、今月末に行かないと行けないよね?他の日にちで予定がない時に設定したいので、家に帰宅したら予定表を見てみます。来週、昼休みに、木嶋君の現場に行きますよ!」木嶋に話したのだ。

木嶋は、

「了解しました。はるかさん、来週以降に回答すると言うことでいいですか?」はるかに尋ねていた。

はるかは、

「分かりました。木嶋さん、分かったら連絡を下さい!」木嶋に話したのだった。

先ほど、木嶋が蝋燭の火を消した、デコレーションケーキを、はるかが見つめていた。

木嶋は、

「ケーキを食べるのには、お腹も空いたし、丁度ちょうどいいね。」はるかに話したのだ。

はるかは、

「みんなで、食べましょう。」木嶋と富高さんに、同意を求めたのだ。

木嶋は、

「いいよ。みんなで食べよう!」はるかの依頼に即答したのだ。

はるかが、女性スタッフを呼び、デコレーションケーキを人数分に切るように、耳元でささやいていた。

木嶋は、高島屋の包装紙を両手で持ち、縦横と振っていた。

音もせず、重量も軽い。

一層いっそうのことなら、今、この場で開けてみたい。

このクラブ『H』で封を開けたい。

はるかや富高さんがいるのに、非常識なことは出来ない。

木嶋は、

「帰りの電車の中か…家に帰宅してからにしよう。」はるかと富高さんは、話しに夢中であった。

はるかの元に、デコレーションケーキを3等分に分けて、持って来たのだった。

はるかが、気がつき、デコレーションケーキを、上手く受け取り、3等分に分けていた。

木嶋と富高さんに、デコレーションケーキを手渡したのだ。

「ありがとうございます。」木嶋と富高さんは、そう話していた。

デコレーションケーキを、木嶋は一口、食べてみた。

「美味しいよ。また、食べたいな」はるかに伝えたのだ。

はるかは、

「デコレーションケーキを頼んで良かったです。富高さんの誕生日にも、頼んでいいですか?」富高さんに聞いていた。

富高さんは、

「恥ずかしいからいいよ!」はるかに話したのだ。

はるかは、

「そんなことないですよ!」

「はるかさん、デコレーションケーキを頼んで下さい。」富高さんは、はるかに伝えたのだ。

はるかは、

「分かりました。」

木嶋は、

「これで決まったね!来月、富高さんの誕生日、建国記念日前後までに来るようにするよ。」はるかに話したのだった。

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