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第102話

はるかは、

「木嶋さん、私が、卒業旅行で、ハワイに出掛けているときに、浮気をしようなんて考えていないでしょうね?」木嶋に聞いていた。

木嶋は、

「何故?浮気をしないといけないのですか?心当たりがないよ!」はるかに話したのだ。

「富高さんと一緒に、麻美さんのいるお店に、行くのではないかと正直、心配なんですよ!」はるかが、木嶋に問いかけたのだ。

木嶋は、

「麻美さんの店に行くのなら浮気じゃあないでしょう!浮気と言うのは、クラブ『H』に行って、他の女性を指名をするなら分かるよ!はるかさんが、いないのに、クラブ『H』行っても意味がないよ。今まで、はるかさんに内緒で、行ったことがありますか?はるかさん以外の女性に興味は…ありません。」はるかに伝えたのだ。

はるかは、

「木嶋さん、富高さんとクラブ『H』に来た時に、イベントコンパニオンをやっている《美優さん》がお店にいた頃、良くメールをしていたと、美優さん、私に話していましたよ!それは、浮気ではないでしょうか?」はるかは、木嶋に迫って聞いていた。

木嶋は、

「美優さんね。メールをしていたのは、まぎれも無い事実です。イベントコンパニオンの仕事に興味があり、その会場に行ってみたいと思ったのです。美優さんと2人きりで、プライベートで会ったことはありません。実際に、こうしてプライベートで会っているのは、はるかさん、あなた一人です。それは、断言しますよ。」木嶋の思いを、はるかに伝えたのだ。

はるかは、

「木嶋さんの言葉を、信用していいですよね?何事も信頼関係をきずかないと長続きはしませんよね。」はるかは、自分自身を説得するように、木嶋に問いかけていた。

木嶋は、

「そうですよ。何事も信頼関係が大切。今まで、何のために、努力してきたか判らないよね!」はるかに答えたのだった。

はるかは、

「私が、木嶋さんに対して疑心暗鬼になっていた部分があったので、心の中の《モヤモヤ》したのが無くなり、スッキリしました!安心して寝れますよ!」木嶋に話したのだった。

木嶋は、

「はるかさん、不安をいだくようなことをしてゴメンなさい。これから注意をします!何かあれば、はるかさんに報告するね。」はるかに伝えたのだ。

はるかは、

「そうして戴けますか?木嶋さんの配慮はいりょが嬉しいです。そう言えば、富高さんって…元気にしていますか?携帯を持ったのでしょうか?」木嶋に、富高さんの近況を尋ねていた。

木嶋は、

「富高さん、元気にしていますよ。携帯は、今も持っていないよ!」木嶋は、はるかに答えていた。

「本当ですか?富高さんは、何故?携帯を持たないのでしょうか?」はるかは、木嶋に尋ねていた。

木嶋は、

「先週、富高さんと一緒に帰り道に問いかけたんだ!《何故?携帯を持たないの?あると便利なのに…》とね。」

はるかは、

「何て答えたの?」

「プライベートを干渉されたくないから持たないと…。」富高さん、自分に話していたよ。

はるかは、

「携帯があると、どこでも色んな場所で、携帯が鳴りますからね!富高さんが、プライベートを干渉されたくない気持ちは分かります。不便と感じないのかな?」はるかは、富高さんの姿勢に、理解を示すも疑念心は抱いていたのだ。

「富高さんの性格を考えると、これからも、携帯を持つことはないと思うよ!」木嶋は、はるかの疑問に答えたのだ。

はるかは、

「富高さんが、携帯を持つなら誘惑をしようと考えていたのに残念です。」

「何?誘惑って…。」木嶋は、はるかに尋ねたのだ。

「木嶋さんに内緒で、デートしてみたいなと思ったりして…。」はるかは、悪戯いたずらっぽく、木嶋に話していた。

「はるかさん、ひどいな!自分には、浮気するなと言いながら、そんなことをするの?」木嶋は、はるかの真意が理解出来ずに、思考回路が【オーバーヒート】になりそう。

木嶋は、頭をかかえ、悩んでしまった。

はるかは、

「冗談ですよ!」

「ハハハ」笑いながら、木嶋に話したのだった。

「その言葉を聞いて、安心したよ。」木嶋は、ホッとして、胸を撫で下ろしたのだった。

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