反省しています。
読んでくれて、ありがとうございます。
素人が趣味程度に書いている物です、
最後まで読んだくれると嬉しいです。
魔法の使用を禁止させられている
玄徳です……
だいぶ反省したんだけどなぁ?
解禁まだかな?そんな事を思いつつ
慮植先生の魔法の授業を受けていた。
「ちょっと誰かさんの魔法が暴走したので……
少し魔法のお話しはストップしますね。」
ギロッと俺を見る。
まだ怒ってるのか……
「今日の授業は、何が良いかなぁ?
じゃ世界についてお話ししましょうか。」
「この世界は、6つの大陸に別れています、
そこには、人族、エルフ族、獣人族、ドワーフ族、竜族、悪魔族が住んでいます。
大陸ごとに話しをしていきましょうか」
「今、結さんと玄徳君が生活している大陸は、
人族の大陸ですね。
この大陸には3つの国が在ります。」
「今生活している国は、
皇帝が治めてる"漢"の国ですね。
漢の国は、300年程前世界大戦で世界の危機を救った、
初代勇者さまが皇帝になられ、作られた国です。
人種差別の無い平等な良い国ですよ。」
「お隣の国は、王様が治めている袁王国
袁家が代々継がれて国です。
人族以外は、人種差別する最低の国です。」
うむ、人種差別かぁ〜難しい問題だな、
前の世界でも、少しはあったからなぁ、
今住んで居る、この国は本当に良い国だと思う。
「あとは、宗教国家の太平道の国です。
教皇が国を治めているところですね。
信者は黄色物を身につけてます。
ほとんどの教会は、
この国から派遣されていると思って下さい。
この3カ国が人族の国ですね。」
「他の種族は、お隣の大陸が、
自然豊かで神秘の国我がエルフの国です。
エルフ王は、代々孫家が受け継いでいます。
聡明で勇猛果敢なハイエルフ【孫堅 文台】(そんけん ぶんだい)王です。
私は、1度だけ謁見を許されました。
とても素晴らしい王です。
あと王子様もとても素敵ですね。
この漢の国とは初代勇者様の時からの同盟国です。」
「密林の大陸、獣人族の国
蛮族王が悪政を引いて、
今は大変荒れている国と聞きます。
国を追われて出た、
貧しい獣人族の人々が奴隷になるとか、
悲しい話しを良く聞かされますね。」
俺は知っている。
この漢の国では、人種差別は無いが、奴隷が居る。
平民からお金の為に、奴隷に落ちる者を一般奴隷、
重犯罪を犯した犯罪奴隷、
戦争で負けた捕虜は戦争奴隷だ。
一般奴隷は、金さえあれば又、平民に戻れるが、
犯罪奴隷と戦争奴隷は、
一生鉱山とか危険なダンジョンとか何処かで無理矢理、重労働させられる。
奴隷落ちにはなりたく無いな。
「次に、鉱物資源が豊富な大陸、ドワーフ王国
ドワーフ王が治める国です。
商業の国ですね、商人ギルドの本店があります。
そこのグランドマスターがドワーフ王になりますね。
あと人種がら少し頑固で、がめついです。
男性は、容姿もむさ苦しいので個人的には嫌いです。」
先生〜個人的には嫌いってそれ?差別では?
「火山の大陸、竜族の国
力だけが全てという国です……
国の王、竜王になる人は、
竜族で一番強い人がなれるとされています。」
力が全てか……男なら一度は見て見たいものだな。
「最後は悪魔族ですね……
あまり良く分かって無いのです、
300年程前に世界大戦があり、
その時に敗戦国になってから、
鎖国してる状態です。
ほぼ他の国と往き来してないので、
今の現状はどうなっているか不明ですね」
「長い人生です、人族の大陸だけでは無く、
見聞を広めに、違う大陸に行くのも良いと思いますよ。」
悪魔族さんは、会う事はないよね……
「次は、各大陸にあるダンジョンと塔についてお話ししましょう。」
おおお冒険者なら憧れる、ダンジョンと塔。
いつかは俺もクリアしてみたいなぁ
「さて、この世界には、ダンジョンと塔はいくつぐらいあるのか知っていますか?」
「結さんどうかなぁ?わかりますか?」
「いえ……ちょっと分からないです。」
「まぁその答えがほぼ正解ね」
「ダンジョンは、大小合わせたら各大陸に4個〜5個とかあるのよね実際見つかって無いのもあるかもしれないので……分からないが正解かな。」
「でも塔に関しては、分かっています、
各大陸に1つしかないですからね。」
「人族、エルフ族、ドワーフ族、獣人族、竜族、悪魔族が居る、6つのどの大陸にもあります。」
「塔は、その種族の神さまが作ったとされているは、人族の神、エルフの神とかね。」
「何故なら、その塔にあるアイテムとか武器とか、その種族固有のが多くでる事からそう言われてるんです。」
「あと塔は、だいたいその国の首都にある事が多いですね、
国が管理しているんですよ、
この人族の塔も、帝都にありますからね。
塔が先に出来てその恩恵にあやかり町が出来たと思って下さい。
まぁダンジョンもしかりですね、
領主様か貴族が管理管轄してる事が多いですね。」
「因みに、この人族の国は、
漢の国に塔が1つダンジョンが1つ、
袁王国と太平道国がそれぞれダンジョン2つあるは。」
「そして塔は、頂上まで行くと神から勇者の称号とか
国によっては、王の称号とかが貰えます。
塔とは違い、ダンジョンはダンジョン主を倒すとダンジョンが消えるので、注意が必要ですね」
おお、勇者の称号欲しい……
「ダンジョンからのアイテムやモンスターの素材は凄く貴重なの、
管理管轄している領主様、貴族様は
その恩恵で莫大な富を稼いでいるところもありますね、
勝手に主とかを倒すとアイテムやらモンスターからの素材とかの恩恵が無くなるから、
領主様とか貴族が怒ってきますよ……玄徳君討伐しないようにね」
何故?俺だけに言った?
「それでも、ダンジョンは長年続くと良くない事が起きたり、
強いモンスターが外にまで溢れ出くる事もあります。
20年から30年サイクルでダンジョン主討伐をしています。」
「ダンジョン主を倒すと凄いアイテムとかあとは、
"魔眼"を手に入れた者も居るとか聞いた事ありますね。
まぁ他にもあるんだけど、ダンジョンに関しては、
あまり解明されてはいない事が多いですね。
言い伝えによれば、
魔神様が作ってるとされているます。」
お、また面白いワードが出たなぁ"魔眼"かぁ
どんな効果があるんだろ。
俺も欲しい……
「どちらも危険が付き物だから、
遊び半分で行ってはダメですからね。
玄徳君」
「はい……」
何で俺ばかりなんだろ?……
「先生は、塔とかダンジョンに行った事あるんですか?」
「ありますよ、エルフの塔と人族の塔、
ダンジョンは4つ程行った事あります。」
「大規模ダンジョン主討伐にも参加した事があります。」
「さてここで質問、パーティーメンバーって基本何人か分かるかな?」
「分かんないです。」
「基本7人が1パーティーになります。」
「何故7人かというと?
パーティの加入画面に出るのが7なのと
どうしてか塔に入るのに7人パーティーしか入れないからです。
6 人無いし8人で塔に行っても塔の扉が開かないのです。
塔を基準にしているので基本7人になりますね。」
「ダンジョンに関しては、
7人以上以下でも何人でも大丈夫なんですがね、
大規模ダンジョン主討伐とかになると、
7人パーティーが5パーティーとか集まるのでそれは凄い事になりますよ。」
俺も早く7人集めて塔に行きたいなぁ、
ゆくゆくは大規模ダンジョン主討伐も参加してみたいです。
「さてと、今日の授業はここまでにしましょうかね」
それから反省の日々が続いた……
1週間たったある日、父上と慮植先生から魔法を使っても良いと許可が出た。
慮植先生からの提案で、魔法を使うにあたり、
森でモンスターを狩り、
実践で見につけるのが良いと言う事になった。
早速次の日、朝から早くから森にモンスター討伐に出かける事になった。
森へのモンスター狩りメンバーは、祖父、慮植先生、結姉様、俺と護衛の騎士3名だ。
祖父曰く、護衛の騎士なぞいらんと言っていたが、
父上が結姉様も参加するので心配だからと言ったので渋々了承してた。
6人のパーティー構成はこんな感じだ。
祖父が大きな盾を持ち防御主体、
"タンク"って言うのをしてくれるらしい。
騎士3人は、剣での攻撃主体が1人"アタッカー"
後衛で、回復魔法と防御主体1人"ヒーラー"
弓での遠距離攻撃が1人"アーチャー"
結姉様は、魔法攻撃"ウィザード"
慮植先生は、回復魔法、指示役"ヒーラー"
危ない時だけ魔法攻撃
俺は、魔法攻撃と剣攻撃だ。"アタッカー"
慮植先生が
「では、パーティーを結成しますね。
皆さん右手を出して、手のひらを下にして重ねるように出して下さい。」
最後に慮植先生が、手を一番上に重ねた。
"パーティー作成"
おお、皆んなの手が赤く光った。
俺の視界右上に、赤のバー青のバーが出た?
何だこれ?
「パーティー作成したあとは、
自分の視界に赤のバーと青のバーが出るから
それが赤が体力ゲージ、青が魔力ゲージね、
赤が無くなったら終わりなので気をつけてね」
「これでパーティー加入が終わりました。
手を一番上にした人がリーダーになりますね。
リーダーのLVにもよるんですが、
パーティーメンバーのLVと職業が見えます。
パーティメンバーのだいたいのHPが見えたり、
あとは、ダンジョンとかのオートマッピング機能に、メンバーを把握出来たりしますね
他にもできるんですがまぁ後日説明しますね。」
「パーティーメンバーにも
いつかはパーティーリーダーになり、
ダンジョン攻略だ
なんか楽しみだなぁ〜
町から数キロ離れた、大きな森来た、
森に入る前に、慮植先生が先に説明をする。
「森での行動は、先頭は劉雄名誉男爵です、
そのあと前衛騎士と玄徳君、
結さんと私と弓騎士の方、最後に回復騎士で行きましょうか。
あと、森での行動は木がもの凄く邪魔になるから立ち位置とか気をつけて行動してください。」
「もう一つ、指示出しは私がします、
その時は、呼び捨てになりますからね、いちいち畏まった呼び方してたら……死ぬ時もあるので」
まぁそりゃそうだよな……
「まぁ低級のモンスター1から4ランクぐらいしか出ないので、
気をつける事も、ないんですけどね」
「では、先頭よろしくお願いします。」
祖父が大きな盾を軽々と持ち、
大きく茂った森の中に足を踏み込んで行く。
日が出てるのに、森の中は鬱蒼としていた。
獣道なのか、少し草が生えて無い道をゆっくり警戒していく。
祖父の手が上がった、皆んなの動きが止まる。
その手が右を指す。
慮植先生も直ぐに右をみる、そこには大きなツノが生えたシカに似た動物が3頭いた。
前の世界でみるシカよりデカイなヘラジカぐらいデカくない??
シカの耳がこちらを警戒している。
祖父が少し開けた場所に陣取る、
それを見た、慮植先生が魔法を唱える
"ウィンド"
風の渦がシカめがけて飛んでいく。
(ビューン、ザク)
シカの1頭に当たり、シカの目が赤く光った、
こちらを睨んで威嚇する。
シカが3頭が勢いよく、こちらに飛んでくるように走って来た。
祖父がそれを見た瞬間、スキルを使用する
祖父の身体が青白く光る。
"ヘイト"
「かかってこんかい糞バンビどもがぁ」
大きな声で挑発する。
初めて見た、戦士の挑発スキルか?
しかし、バンビって……
シカは、急に方向転換して、
祖父に突っ込んで行く。
隣で前衛戦士が剣握って用意をする。
俺も急いで剣を握った。
祖父がまたスキルを使用する、身体が青白く光る。
"鉄壁"
(ドス)大きな音がする
大盾で3匹同時に受け止めている。
そこに、俺と前衛騎士が飛び込む。
俺はシカの喉目掛けて攻撃する。
シカ1体が鳴き声を上げて絶命した。
前衛騎士が1体に攻撃したが傷が浅い
大きなツノで前衛騎士を威嚇する。
もう1体は、祖父の大盾をツノで押している。
そのシカに後ろから弓騎士が、シカの足に弓を射た。
足に命中して動きが鈍る。
慮植先生が指示する。
結さん風
結姉様が慌てて風魔法を打ち込む。
"ウィンド"
シカの背中に当たり切り傷ができるがこれも致命傷では無い。
祖父がもう一度、挑発スキルを使う。
"ヘイト" 「まだまだぁかかってこんかい。」
前衛戦士と対峙していたシカが祖父の方を向く、
前衛戦士がシカの後ろから切りつける、
俺は力を振り絞ってシカの首に剣を突き刺さした。
もう1体は、足に弓が数本刺さって足を引きずってるいる、結姉様がもう一度魔法を使う。
結姉様の風魔法が足に当たり、足が切り落とされた。
そのまま、戦意を失うかのようにシカは座り込んだ。
祖父が大盾の後ろに装備してあった剣で首を落とした。
結姉様がヘタへタと地面に腰を落とした。
回復騎士と弓騎士がシカを解体していた。
ボンと破裂がした後、シカは消えて無くなってた。
残されたお肉の塊と小さな黒い石がそこにはあった。
慮植先生が
「はーい、おつかれさま。まぁ最初にしては充分だったかな?」
「2ランクの弱いモンスターでしたが、
何匹か集まると少し難易度があがりますね、
でもお爺様が居たら楽勝です〜」
「玄徳君は、良い読みで身体も動いてから良く出来てましたね、
剣が良いから決定打になりやすいですね。」
「結さんは、少し戸惑ってたかな?
お爺様が挑発スキル出すので、
ガンガン魔法ぶちこんで大丈夫ですよ」
「あと1体処理が残ってますね、
玄徳君処理の仕方も見とくと良いですよ、
こうモンスターは核を取ると消えて無くなるんです。」
そう言うと慮植先生が剣で腹を少し開いて黒い石を取りだした。
(ボン)煙と共にシカが消えた、そこには肉の塊が落ちてた。
「核は黒い石見たいのですね、通称"魔石"と言われてます。
これを冒険者ギルドに持って行くと報酬が貰えますね。」
祖父が
「まぁ最初から何でも出来る訳が無い、
何でも経験が必要だ、
明日から毎日モンスター狩りに行くからな、
結も玄徳も覚悟しとけよ、ガハハハ」
「お爺様ありがとうこざいます。
先程のスキルは、戦士の挑発?ですか?
あと1つスキル発動してましたが?
あれは何ですか?」
「騎士特有のスキルだな、鉄壁と言う。
ガード強化スキルと言えば良いかな?
あれぐらいのシカなら5体ぐらい同士に来ても耐えれるぞ」
慮植先生が
「あーそれはお爺様だけだからね、
普通は3体でもやっとだと思いますよ……」
「さて最初はこんな物かな?
明日から本格的にモンスター狩りするので
今日はお肉を持って屋敷にかえりますよ」
「シカ肉はヘルシーですからね。美味しいですよ」
皆んなで屋敷に帰宅した。
慮植です。
今日はパーティーについておさらい。
リーダーは、視界右上に全員の体力ゲージと魔力ゲージが見れますね。
あと、冒険者の固有スキルで、
オートマッピングがあります。
今日の玄徳君は、かっこよかったです。
誤字、脱字、見苦しい点も多々あると思いますが、報告して頂きましたら幸いです。