キリリとした目つきの素敵な女性、ブーバンさま作品
さて。前回sho-koさまの、あどけないながらも気品にあふれた幼き少女の絵をご紹介しましたので、今回はこのかたの、あどけないながらも気高さにあふれたキリリとした少女の絵と相場が決まっておりますね。(決まってるのか、とかつっこまない。)
ブーバンさま作『読書する女』
なんだか、詩人かシンガーソングライターの詩集に載っている、本人直筆のイラストのようでもありますね。
ちょっとキツめの目つきで、真剣にご本を読まれているよう。年齢は、フラゴナールのよりも少しうえなのかしら。でも、眉を曲げて真剣な眼差しを向けるこの女性、どこかにあどけなさ、少女らしさを残しているような雰囲気も感じられるような……。
さて、この女性、ほんとうのところ、おいくつなんでしょうね。教えてくれないかしら。
うん、教えてはくれないでしょうね。キリッとした目で睨まれて、冷たくあしらわれそうです。「あなた、それでも紳士?」おかしがたい気品につつまれた女性はそう言って、すぐに視線を戻すでしょう。もしそうならず、笑顔を見せてくれたらギャップ萌えというところです。
というわけで、素早い筆致で気高い女性を描いてくださったブーバンさまの作品でした。ありがとうございました。