現代によみがえった古典少女! 住友さま作品
さてさて、もう十二月。昨年の夏から掲載始めたこの作品紹介文集ですが、まさかこんなにのんびりつづけていくことになるとは思いませんでした。たくさんの参加作をお寄せいただいたのに、どんだけマイペースなの私。ってくらい、マイペースなの、私。
前回は、とっくにご紹介終わったと思っていた遥彼方さまの作品をご紹介しました。今回は、現代っ! って感じの作品をご紹介です。
住友さま作品。上から、「フラゴナール 『読書する女』にちなむ習作」「フラゴナール 『読書する女』にちなむ習作、第二」「フラゴナール 『読書する女』にちなむ習作、第二、モノクロ」
え、すげー。夜の時間帯、ほんの数分のあいだに連続で投稿されたにもかかわらず、投稿順につく iコードがだいぶ離れている……この日の夜、「みてみん」でなにがあったのだっ。
……ってなことはどうでもよいですね。さっさと閑話休題といたしましょうか。
題材としたのがロココのフラゴナール作品なのですが、そんな古典的少女像もこのかたの手にかかれば現代アートにっ。
年代順に作品を展示している美術館であれば、最後のほう、肩や足がほどよく疲れてくるころ、そろそろ出口かなーって思うころにようやく現れる、比較的に製作年代の新しい作品ってところでしょうか。
二作目のモノクロバージョンが特に、現代いぃって感じがしますね。ゴダール映画の小物として部屋のセットに飾ってありそう! とも思います。
一作目は、白黒反転させたらおしゃれな絵本の挿絵にもなりそうな……なんて思ったりもしましたが、やっぱりそれだけブラックのインパクトが強いということでもありますね。こっちは特に拡大して見てもいいですね。
というわけで、今回は古典少女を現代アートに蘇らせてくれた、住友さまの作品でした。ありがとうございました。
残りおひとり+レモン、ですね。