シンプルな輪郭線に縁取られた、ごんたろうさま作品
さてと。早いもので、令和になってもう二月が経とうとしています。しかしあれですな、「令和元年、令月の花すでになし」とは、なんとも皮肉な風情ですな。(なんだそりゃ)
え、挨拶がこないだと似てるって? ほとんどコピペじゃないかって? そんなわけ……。
前回は静謐可憐な美少女画、汀雲さまの作品をご紹介しましたが、今回ご紹介する作品はまた一味も二味も違いますよ。
ごんたろうさま作品「【みんなの名画企画】『読書する女』 」
この少女の読んでいる本は、きっと国語の本でしょう。なぜなら、こういうテイストの絵を国語の教科書で見た気がするからです。……いや、待てよ。駅のポスターにもありそうだな、こういうの。……もしくは、小学校の図書室の扉の上に貼ってあって、「ご本をたくさん読みましょう」みたいな?
黒い輪郭線でシンプルに縁取られたこの少女、色遣いもシンプルですが、陰影がしっかりとつけられていますね。優しさと温かみを感じます。
ちょっと違うけれど、落ち着いた印象から、私はモディリアーニの絵を連想したりもしました。
教科書かポスターかモディか、それが問題じゃ。(別に問題ではない)
というわけで、今回は静謐で切なげなお嬢さんを描いてくださった……じゃなかった、そのままコピペするとこだった、いかんいかん。
今回はシンプルな輪郭線に縁取られた落ち着いた少女を描いてくださった、ごんたろうさまの作品でした。ありがとうございました。